着順 | 馬番 | 馬名 | 性齢 | 斤量 | タイム | 評価 | 人気 |
---|---|---|---|---|---|---|---|
1 | 3 | ゴールドドリーム | 牡4 | 57 | 1:35.1 | A | 2 |
2 | 9 | ベストウォーリア | 牡7 | 57 | 1:35.1 | B+ | 5 |
3 | 10 | カフジテイク | 牡5 | 57 | 1:35.2 | B+ | 1 |
4 | 13 | エイシンバッケン | 牡5 | 57 | 1:35.4 | B- | 8 |
5 | 12 | ニシケンモノノフ | 牡6 | 57 | 1:35.6 | B- | 14 |
6 | 15 | ケイティブレイブ | 牡4 | 57 | 1:35.6 | B | 11 |
7 | 11 | ノンコノユメ | せん5 | 57 | 1:35.7 | B+ | 4 |
8 | 1 | サウンドトゥルー | せん7 | 57 | 1:35.7 | B+ | 7 |
9 | 2 | ホワイトフーガ | 牝5 | 55 | 1:35.9 | C | 10 |
10 | 7 | ブライトライン | 牡8 | 57 | 1:36.0 | B | 16 |
11 | 14 | キングズガード | 牡6 | 57 | 1:36.0 | B | 13 |
12 | 6 | モーニン | 牡5 | 57 | 1:36.1 | A | 3 |
13 | 16 | インカンテーション | 牡7 | 57 | 1:36.5 | B- | 15 |
14 | 4 | コパノリッキー | 牡7 | 57 | 1:36.5 | B+ | 6 |
15 | 5 | アスカノロマン | 牡6 | 57 | 1:36.6 | B | 9 |
16 | 8 | デニムアンドルビー | 牝7 | 55 | 1:36.7 | B | 12 |
総評
A評価2頭、B+評価5頭。A評価のモーニンはパドックで全く良く見えず、一方のゴールドドリームはいつもどおり。平行線のゴールドドリームが勝ち、2,3着にB+評価が入ったのでまずまずの結果かもしれない。
パドック
良く見えたのは2頭。モーニンは指摘したとおり、小さく見えた。この小さく見えるというのは主観的な要素が大きく、何度も見ている馬が小さく見えると来ないことが多い。来ることもあるため難しいのだが。Twitterの文字量制限で入らなかった馬は、ニシケンモノノフ。この馬を良いと書くかモーニンを悪いと書くか迷い、モーニンを悪いと書いた。正解だった。ニシケンモノノフは外を通って活気ある周回だった。最後の直線は、楽しませてくれた。
ポイントフェブラリーS、サウンドトゥルーが可動域十分で全身やわらか。ベストウォーリアがゆったりと落ち着きあり。これら2頭が良く見えます。モーニンは小さく見えるのが気がかり。ゴールドドリームとコパノリッキーはいつも良く見えないので平行線。ホワイトフーガが体幹しっかりしており面白そうです。— jphb (@jphb_oikiri) 2017年2月19日
きれいにそろったスタートから、インカンテーションが押して先頭へ。ニシケンモノノフも前につけたが、カーブの前には控えて2番手へ。サウンドトゥルーは後方から。モーニンは馬群の中。コパノリッキーは外の3番手。ホワイトフーガが最内の絶好のポジションにつけた。直線。一杯になったインカンテーションをニシケンモノノフが交わす。コパノリッキーは伸びない。坂の中盤でニシケンモノノフが抜け出したが、外からゴールドドリーム。坂の頂上では先頭に立つ。ニシケンモノノフのすぐ横を狙ってベストウォーリアが伸び、2頭の叩き合いをゴールドドリームが制した。カフジテイクは外から伸びたが3着までだった。
分析
勝ち時計の1:35.1は、優秀。過去10年の良馬場でこれより速かったのは、2010年エスポワールシチーの1:34.9のみで、2013年グレープブランデーの1:35.1と並ぶ2位タイだ。ゴールドドリームは前走の大敗から見事に立て直したようで、追い切りも良かった。急逝した父ゴールドアリュールの後押しがあったなどの感動ストーリーはとりあえず置いておいて、純粋に能力が高いと見てよさそうだ。2着のベストウォーリアは5戦連続2着になった。1600万下でこれをやってくれれば馬主孝行な名馬なのだが、すでにオープン。1週前追いの動きに注目し、本追い切りを楽しみにしていたのだが、びしっと追わなかったのはなぜなのかわからない。どこか体質に弱いところがあるのかもしれないが、見栄えのするいい馬。次は勝ってほしい。津村騎手のカフジテイクは3着。津村騎手は自分のせいで負けたという内容のコメントを出した。津村騎手はポジションを取れなかった(道中の位置取りが後ろ過ぎた)ことを敗因とし、名騎手だった安藤勝己氏は追い出すのが早すぎ(4コーナー手前でステッキを入れる必要はない。道中の位置取りは問題ない)と指摘した。今回のようにカーブで大きく外を回るのはかなりのコースロスになるため、サウンドトゥルーの柴田善騎手のように、カーブは内でこらえ、直線に入って大きく外へ振るような競馬をしてもよかったのかなとも考えるのだが、砂を被りたくない馬なのかもしれない。ただ、それも結果論。ファンを失望させるような騎乗ではなかった。GIで人気を背負って負けたらトップジョッキーでも批判にさらされる。今回人気は割れており、複勝圏までは持ってきたのだから、務めは果たしたのではないだろうか。個人的には、今回のカフジテイクは津村騎手とのコンビで良かったと考えている。
評価詳細へ
http://jp-horse-breaking.blogspot.jp/2017/02/FebruaryStakes.html