2着【B:10人気】13番 ブラックオニキス 1:50.3
3着【B+:7人気】12番 アドマイヤウイナー 1:50.3
4着【B:9人気】11番 エトルディーニュ 1:50.4
5着【B:11人気】6番 フラワープレミア 1:50.6
6着【B+:12人気】2番 ジャコマル 1:50.6
7着【A:3人気】3番 インヴィクタ 1:50.6
8着【B-:1人気】8番 タガノアシュラ 1:50.6
9着【B-:8人気】7番 アンノートル 1:50.6
10着【A:2人気】10番 ディープウォーリア 1:50.9
11着【B:6人気】4番 トリオンフ 1:51.5
12着【映像なし:4人気】9番 コリエドール 1:51.8
13着【B-:13人気】1番 コパノカーニバル 1:51.8
A評価2頭、B+評価2頭。B→B→B+で決まるなんとも言えない結果になった。1~3番人気は掲示板に載れず、前走クローバー賞1、2着馬が順位を入れ替えてのワンツーである。
パドック。追い切りが良く見えなかったタガノアシュラは、パドックでは良く見えた。良く見える馬の多いパドックで、最も良く見えたのはディープウォーリア。この状態で負けた理由はよくわからない。池添騎手は、2走目の力みと気合いが入りすぎていたことを敗因に挙げた。それをなだめて馬の能力を引き出すのもまた、騎手の役割なのではないだろうか。
札幌2歳S、ディープウォーリアは少しうるさいですが皮膚が薄く毛ヅヤ良いです。コリドエールが安定感あり。1番人気タガノアシュラは可動域十分で歩様スムースです。インヴィクタが集中力高いです。アドマイヤウィナーは飛節が少し硬いですが、馬体はすっきり仕上がっています。— jphb (@jphb_oikiri) 2016年9月3日
レース。スタートはばらけた。トラストはすんなりと先頭に立ったのだが、カーブの入り口できっちり内のコースを取る最高の経済コースではなく、直線の半ばに内へ切れ込み先頭を確保。少しバタバタした逃げになった。ジャコマルが2番手、外からアンノートルが続く。トラストは2コーナーで2馬身半差をつける逃げ。前半1000メートルは1:01.6。12秒台中盤のラップを連発する溜め逃げが実現した。3コーナーにかけてジャコマルが詰めてきたが、そこから加速。荒れた内側とものともせず、直線を向いたところで後続に3馬身差。外を回した馬は届かず、中途半端に先行した馬は脚をなくし、中団から内目を進んだ馬が掲示板に入った。
勝ち時計の1:49.9は、平均より少し下レベル。過去10年、良馬場で最も速かったのが2012年コディーノの1:48.5で、それを除くとほとんどが49秒台後半。人気上位馬が軒並み後ろで牽制しあった展開も、トラストの楽な逃げ切りを許した。それでも、2馬身半をつけた勝利は立派だ。3コーナーからのペース配分は、柴田大知騎手の好騎乗と馬の能力が噛み合った結果だろう。トラストは栗東の中村均厩舎へ転厩し、ダービーを目指すことが決まった。
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