【枠順確定】農林水産省賞典小倉記念(GIII)追い切り評価最終版-2016年8月7日小倉芝2000ハンデ

2016年8月5日金曜日

1枠1番 サトノラーゼン 牡4 57.0 岩田康誠【B+】

栗東CW3併せの内。馬場の外目を通って直線は外からクビ差ずつ追走。ゴール地点では中の馬にクビ差遅れたが、じっと折り合ってのものなので問題ない。ゴール後鞍上がステッキを抜くと、それだけで反応し、きちんと伸びた。タイムも出ており十分な内容。馬体にもボリューム感がある。

2枠2番 エキストラエンド 牡7 57.0 浜中俊【B+】

栗東坂路併せ。前半は右前肢と左後肢がふらふらしていたが、まっすぐに走らせた後半は一変。前脚と後脚が同一ライン上に来て、持ったまま鋭く伸びて2馬身先着した。十分に仕上がっている。

3枠3番 クランモンタナ 牡7 54.0 和田竜二【B】

栗東坂路併せ。前半少しぶれたが、鞍上が右から見せムチ、左から軽めの尻ステッキ、さらに左から見せムチと馬に余計な負荷をかけずにきれいに走るように調教し、アタマ差先着させた。脚元はバタバタした印象で、評価としてはBが妥当だろうが、このように優れた調教は、結果に結びついてほしい。



4枠4番 アングライフェン 牡4 55.0 川田将雅【B-】

小倉ダート単走。鶴首のまま、最後まで。パドックならこういう首の角度を好む人も多いのだろうが、馬なりの軽い内容とはいえ、1週前追いですら、こうなる馬はあまり見ない。全身の筋肉はゆるく映る。脚元の動きのバランスは悪くないのだが。

5枠5番 ベルーフ 牡4 56.0 Dホワイト【B-】

栗東CW併せの外。馬場の外目を通って直線はクビ差追走。鞍上が激しく手を動かしてクビ差先着した。伸びてはいるのだが動きは重く、この馬のトップスピードにたどりつけていない。

5枠6番 マーティンボロ 牡7 57.0 藤岡佑介【B+】

栗東CW併せの内。並走して直線に入り、じっと折り合うと、最後の数完歩だけで1馬身先着。ゴール後はステッキも入れられてさらに脚を伸ばし、差を広げた。

6枠7番 メイショウナルト セ8 56.0 松若風馬【B】

栗東CW単走。馬場の真ん中外目を通って直線へ。タイムは良く、脚元だけを見ればその可動域と回転力を高評価できるのだが、頭は高く首の動きと脚元が連動できていない。

6枠8番 テイエムイナズマ 牡6 56.0 古川吉洋【A】

栗東坂路単走。坂の入り口で鞍上が制御できないような動きを見せていたが、それを適度な荒々しさととらてよいくらい後半の動きはすばらしい。体は進行方向をまっすぐに向き、前脚と後脚は同一ライン上。大きなストライドでぐいぐい伸びた。毛ヅヤも良好だ。



7枠9番 リヤンドファミユ 牡6 54.0 藤岡康太【A】

栗東坂路併せ。首の上下動と前脚のやわらかな着地、および力強さがきれいに連動している。毛ヅヤもピカピカ。追うだけ伸びる印象で、ぐいぐい伸びて2馬身先着した。

7枠10番 ウインリバティ 牝5 52.0 松山弘平【B】

栗東坂路単走。前膝から繋にかけての連動性とやわらかさ、回転力は十分。脚色が鈍りかけたところでやさしい肩ステッキを入れ、最後まで何とか走りきらせた。弾むような動きである反面、推進力は若干上に逃げる。

8枠11番 ダコール 牡8 58.0 小牧太【B】

栗東坂路単走。首を小刻みに動かしてリズムを取りながら、回転力のある脚元でまずまずの動き。右前肢が着地後内に流れることを含め、脚元はソフトでしっかりと地面をつかめていない印象ではあるが、素軽さはある。

8枠12番 プランスペスカ 牡6 53.0 幸英明【B-】

栗東坂路単走。ラチ沿いをまっすぐに。脚元は軽快ではあるがパワフルさはない。頭は進行方向より右で、非力な印象が強い。タイムはそこそこ出ているが。

参考ステップレースの結果

七夕賞
http://jp-horse-breaking.blogspot.jp/2016/07/TanabataShoR.html

鳴尾記念
http://jp-horse-breaking.blogspot.jp/2016/06/NaruoKinenR.html

エプソムC
http://jp-horse-breaking.blogspot.jp/2016/06/EpsomCupR.html

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