農林水産省賞典函館記念の反省と全着順-2016年7月17日のレース

2016年7月19日火曜日

1着【A:3人気】6番 マイネルミラノ 1:59.0
2着【B+:13人気】8番 ケイティープライド 1:59.3
3着【B-:9人気】10番 ツクバアズマオー 1:59.5
4着【B:16人気】1番 マデイラ 1:59.6
5着【B:1人気】4番 バイガエシ 1:59.8
6着【B:4人気】12番 ネオリアリズム 1:59.9
7着【C:14人気】9番 ホッコーブレーヴ 1:59.9
8着【B+:11人気】14番 トゥインクル 2:00.0
9着【B:2人気】3番 レッドレイヴン 2:00.0
10着【B-:6人気】2番 トーセンレーヴ 2:00.1
11着【B:12人気】15番 ダービーフィズ 2:00.2
12着【B+:10人気】7番 マイネルフロスト 2:00.3
13着【B-:5人気】5番 マテンロウボス 2:00.3
14着【C:15人気】13番 オツウ 2:00.4
15着【B:8人気】16番 ファントムライト 2:00.8
16着【映像なし:7人気】11番 フェイマスエンド 2:01.9

A評価1頭、B+評価3頭。3着にB-評価のツクバアズマオーが入ってしまったが、パドックでB+評価の2頭を疑問視したため13番人気ケイティープライドがB+評価の1番手。見事に2着に来て馬連馬単万馬券になった。読者のみなさまにはまずまずの示唆を提供できたと思う。



馬体重は大きな増減が見られた。パドック前の感想は以下のとおり。A評価マイネルミラノの-8キロを好感した。


パドック。マイネルミラノは後半少しうるさくなったものの、良く見えた。今回はB+評価組の2頭がパドックで良く見えず、追い切りを見ていなければ切るところだった。切ってしまえばよかった。いちおう押さえたが、3連単は1,2着固定で3着に5頭流した。流し足りなかった。


レース。そろったスタートからポンと出たマイネルミラノが予想どおりハナへ。1コーナーまでに逃げを決め、経済コースをきちんと回る。外からオツウが競り駆けてくるが、能力が違う。気にせず余裕の逃げだ。バイガエシは後方から。ケイティープライドも内に潜り込んだ。前半1000メートルは1:00.0。外枠の馬は外を回さざるをえなくなり、前から見るとマディラがぴったりマイネルミラノの後ろにつけている。3~4コーナーでも構図は変わらず。オツウの手ごたえがあやしくなったが、マイネルミラノは持ったまま。そのまま後続を2馬身リードして直線へ。大きく外に広がったが、脚を使わされた外の馬は伸びず。マイネルミラノの直後に居たマディラが4着。その後ろから伸び、内からマディラを交わしたケイティープライドが2着。さらにケイティープライドの後ろに居て最後伸びてマディラの外へ進路を取ったツクバアズマオーが3着に入った。



勝ち時計の1:59.0は、重に近い稍重馬場を考えるとかなり優秀なものだ。過去10年は良馬場で開催され、これより早い時計が出たのは2010年マイネルスターリーの1:58.5と2013年トウケイヘイローの1:58.6だけである。昨年ダービーフィズの1:59.1より速い。マイネルミラノはこの時計で逃げての勝利であり、胸を張れる内容と言えるだろう。2,3,4着馬はコース取りも良かった。コーナーが4つあり、膨れるとロスが大きい。内枠有利は、開幕直後の小回り馬場なら変なところで脚を使わずすんなり内を進むことができるかどうかが問われる、と言い換えることもできる。これら3頭は、内に潜り込んでじっとしていた。5着のバイガエシも、カーブは内から2頭目の位置で回り、外に出したのは最後だけ。一方、2番人気で9着に敗れたレッドレイヴンはパドックでもぱっとしなかったが、しょせんは素人の評価。内から3~4頭目の位置でカーブを曲がるロスも大きかったのではないか。内に入れると詰まるリスクもあるため、結果論になってしまうが、少なくとも1コーナーで内へ潜るチャンスはあった。

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http://jp-horse-breaking.blogspot.jp/2016/07/HakodateKinen.html

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