G1:有馬記念 追い切り評価~2023年12月24日開催

2023年12月22日金曜日

本記事は、2023年12月24日に中山競馬場芝2500mで開催される3歳上定量 G1競走「有馬記念」の追い切り評価です。

A評価

スルーセブンシーズは2週連続でW単走。肩の可動域が広く前脚をダイナミックに使えています。宝塚記念時よりさらに成長しているようで、抜けて良く見えます。今週は若干気合が乗りすぎている印象でしたが、それでもA評価は揺るぎません。テンションを保ってレースは向かってほしいです。プラダリアが次点。1週前はやや緩慢なところはありましたが着地は力強く四肢の可動域も十分でした。今週は集中してバランス良く駆けられており、きれいに仕上がった印象です。

B+評価

ジャスティンパレスは前脚の使い方が独特でなめらかさは感じませんが、雄大な動きで全体的な力感は目を引きます。1週前は終いダイナミックな動きでパワフルに伸び、今週は坂路で元気いっぱい。好仕上がりです。ソールオリエンスは1週前の動きそのものはのっそりしたところがあり、いまいち見栄えしませんでした。とはいえ、ウインマリリンを問題にせず軽々と抜き去る好内容。今週は川田騎手が騎乗し、適度に気合を乗せてバランス良く駆けられました。

その他注目馬

ライラックは1週前Wで内から抜け、鋭く伸びて突き放す好内容。今週は坂路で軽く気合をつける程度でした。体は1週前の状態ですでに仕上がっており、好状態でレースへ向かえそうです。タイトルホルダーは前膝を上げてダイナミックな動きをできています。1週前は活気十分で行きっぷりの良さが目立ちました。今週は併せ馬で先着。ゴール地点まで右手前のままでしたが、動きそのものは問題なく状態は良さそうです。スターズオンアースはややちょこまかと動くところはありますが、着地の弾力性と素軽さは目を引きます。2週連続で3頭併せで軽々と抜け出しました。タスティエーラは以前と比較すると動きが大きく変わっていて、評価が難しいです。以前も伸びやかさはあったのですが、今回は力みが完全に抜けてリラックスした動きで素軽く、それでいてキレ味もあります。発汗も目立ちません。疲れと見ることもできるため評価は据え置きますが、精神的な成長と見てよさそうだなとも感じます。ウインマリリンは1週前終い一杯になりソールオリエンスの相手になりませんでした。舌も出していて相手のためにやったような内容です。ただ、一杯までやったことでガスが抜けたのか、今週の単走では自分のリズムをキープして直線は弾力性の高い走りを見せてくれました。

※シャフリヤールは中山競馬場の芝コースで調整。軽い内容のため評価不能ですが、体は引き締まっています。中山競馬場で寝泊まりしている可能性が高く、その場合、輸送リスクは皆無です。
 

全頭評価

枠番 馬番 馬名 性齢 斤量 騎手 評価 1週前
11ソールオリエンス牡356.0川田B+B
12シャフリヤール牡558.0松山D-
23ホウオウエミーズ牝656.0田辺B-B
24タイトルホルダー牡558.0横山和BB+
35ドウデュース牡458.0武豊B-B
36ディープボンド牡658.0マーカンドCC
47アイアンバローズ牡658.0石橋脩B-C
48ライラック牝456.0戸崎圭BA
59ヒートオンビート牡658.0坂井CB
510ジャスティンパレス牡458.0横山武B+B+
611ハーパー牝354.0岩田望BB-
612ウインマリリン牝656.0モリスBC
713タスティエーラ牡356.0ムーアBB
714プラダリア牡458.0ムルザバエAB+
815スルーセブンシーズ牝556.0池添AA
816スターズオンアース牝456.0ルメールBB

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