G1:阪神JF 追い切り評価~2024年12月8日開催

2024年12月6日金曜日

本記事は、2024年12月8日に京都競馬場芝1600mで開催される2歳牝馬齢 G1競走「阪神ジュベナイルフィリーズ」(阪神JF)の追い切り評価です。

A評価

メイデイレディは京都ダートコースで馬なりに駆けさせました。シルエットの美しい馬で、体もふっくら見せています。後脚は伸びやかで前後のバランスも良く、申し分のない仕上がりでしょう。抜けて良く見えます。

B+評価

スリールミニョンは2週連続の坂路。前膝を高く上げる馬なので、できれば阪神でやりたかったでしょうが、動きは良いです。体の向きはまっすぐで着地から蹴りのリズムと前後のバランスの良さは2歳とは思えぬほどです。1週前の方がキレがあり、今週はややセーブした内容ですが、活気は十分です。アルマヴェローチェは1週前にある程度しっかり動かして力強く先着。今週は折り合い重視で3頭併せの内で脚を溜め、終い余裕残しできっちり中と併入しました。きれいに仕上げてきた印象です。

その他注目馬

リリーフィールドは2週連続で首を使えていない点は問題ですが、それでも1週前のCWは高く評価しました。脚元は前後の連動性が高くリズムが一定です。今週の坂路はまずまずくらい。ピッチ気味ではありマイルは少し長いかもしれませんが一瞬のキレより長く良い脚を使うタイプに見えます。ブラウンラチェットは2週連続のCW。1週前は単走で外に居た3頭併せを追い詰めてゴール後抜く好内容。跳びのきれいな馬で、理想的な調整になりました。今週は併せ馬。勝負根性で走る馬のようで、並んで力みが出た際に少し追いづらそうになりましたが、少し前に出るとスムースに伸びました。包まれるともろそうですが、ルメール騎手がうまくエスコートできれば。カワキタマナレアは今週の坂路ではまだ脚元が頼りない印象でしたが、1種前のCWは鋭く伸びて外の2頭を抜き去りました。今年の京都開催はプラスに出そうです。ミストレスは1週前はコーナーから活気十分。終い疲れたところで手前を替えてもうひと伸びし、押し切りました。今週の坂路は折り合い重視。もう少し長く前を行かせた相手の後ろに居たかったはずですが、馬の行く気が勝りすぎて早めに並び抜け出す内容です。動きのエレガントさという意味ではまだ成長が必要でしょうが、現状でも力強さは十分にあり勝負になりそうです。テリオスララは1週前とは雲泥の差でかなり上昇しています。今週は体幹が安定して動きに鋭さが出てきました。モズナナスターはよくわからない馬です。2週連続で坂路に入れ、馬の多い状態で追い切りました。動きは鈍重な印象なのですが、1週前は馬の近くでも怯まず伸びてきます。今週は後ろから馬が迫っても抜かせません。もしかすると強い馬なのかもしれません。

全頭評価

枠番 馬番 馬名 性齢 斤量 騎手 評価 1週前
11ビップデイジー牝255.0CB-
12テリオスララ牝255.0MデムーロBC
23ダンツエラン牝255.0団野B-B-
24ジャルディニエ牝255.0北村友B-C
35ジューンエオス牝255.0藤岡佑B-
36モズナナスター牝255.0田口BB
47ミストレス牝255.0坂井BB
48カワキタマナレア牝255.0鮫島駿BB+
59ショウナンザナドゥ牝255.0池添B- B
510ブラウンラチェット牝255.0ルメールBB+
611クリノメイ牝255.0荻野琢BC
612アルマヴェローチェ牝255.0岩田望B+B
713コートアリシアン牝255.0戸崎圭BB-
714ランフォーヴァウ牝255.0松山BB-
715リリーフィールド牝255.0武豊BA
816スリールミニョン牝255.0永島B+A
817メイデイレディ牝255.0デットーリA-
818ミーントゥビー牝255.0松岡B-

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