2着【B:1人気】8番 モーリス 1:33.2
3着【B+:6人気】10番 フィエロ 1:33.2
4着【B+:3人気】7番 サトノアラジン 1:33.2
5着【B:4人気】9番 イスラボニータ 1:33.3
6着【B:7人気】4番 ディサイファ 1:33.3
7着【B+:11人気】2番 ダノンシャーク 1:33.4
8着【B:10人気】1番 クラレント 1:33.5
9着【B:5人気】3番 ロサギガンティア 1:33.6
10着【B:12人気】12番 レッドアリオン 1:33.8
11着【B:2人気】11番 リアルスティール 1:34.0
12着【B:9人気】5番 コンテントメント 1:34.3
A評価なし、B+評価3頭。ただ、ロゴタイプは1週前にA評価しており、本追い切りはBながらAと同格の評価をしていた。2週連続B+のダノンシャーク、前走から間隔が詰まっており、今週の映像でB+のサトノアラジン、そして1週前B-から本追い切りB+へと評価を上げたフィエロを中心に考えることにした。
安田記念の馬体重、日本馬に大きな増減はありませんが、コンテントメントがマイナス21キロ。ずっと520キロ台でレースをしてきた馬ですが、どうなのでしょうか。パドックに注目です。— jphb (@jphb_oikiri) 2016年6月5日
馬体重はそれほど考えず、パドックへ。注目はモーリスとリアルスティールの2頭。この両頭を切ることができれば、配当はつく。
モーリスは、馬体のパワフルさはさすがという印象。ただ、ずっとヨダレを垂らしており、本調子ではなさそうだった。リアルスティールは、相対的に切れる内容。後脚の可動域が狭く、動きに硬さがあった。安田記念。みなさん良く見えます。パドックで切りたい馬はいません。人気2頭の不安要素を。モーリスはヨダレが見えます。リアルスティールは少しうるさく、後脚の可動域が狭いです。抜けて良く見える馬はいないのですが、サトノアラジンがバランス整っています。— jphb (@jphb_oikiri) 2016年6月5日
安田記念、本馬場入場。フィエロが素軽く動けています。モーリスはイレ込みきつそうですがパワフルさは感じられます。問題はヨダレで、まだ出しています。リアルスティールは動きが硬く、そこまで良く見えません。サトノアラジンはごくふつうです。— jphb (@jphb_oikiri) 2016年6月5日
本馬場入場で目立ったのはフィエロ。リアルスティールはここで切った。モーリスは切りたかったが能力の高さは認めざるをえない。こうなると、モーリスを押さえるか、買わない代わりにワイドを押さえるかという選択になる。ワイドにした。損はしなかったが、失敗だった。せめて3連複で押さえておけばよかった。
レース。ロサギガンティアが1馬身ほど出遅れた以外はそろったスタート。ディサイファがすっと前に出るが、それを交わしてロゴタイプが先頭へ。モーリスはベリー騎手が手綱を引っ張って行かせないようにしたのだが、掛かり気味に2番手へ。前半3Fは35.0。馬群は一段で3コーナーのカーブ。隊列は変わらず、モーリスの直後にリアルスティールがつける。サトノアラジンとフィエロは中団後ろ。馬群が固まって直線へ。ロゴタイプが最内を逃げて後続を引き離す。モーリスはずぶずぶ伸びるが脚色はそこまでない。外からフィエロ、最後にようやくサトノアラジンが伸びたが3,4着まで。ロゴタイプは最後までリードを保った。
勝ち時計の1:33.0は平凡。不良馬場の2014年を除くと、過去10年で33秒台決着になったのは、2009年ウォッカの1:33.5のみで、以降の良馬場では1:32.0以下の決着が続いていた。前日から当日朝にかけての雨で、パンパンの良馬場とは言えないかもしれないが、このタイムには不満が残る。とはいえ、ロゴタイプは自らスローの展開を作り出し、最後の2Fを10.9→11.7でまとめた上がり3F最速フィエロの33.5に対して、ロゴタイプは33.9と0.4秒差。最高の馬場状態にある最内できっちり脚を伸ばせた田辺騎手の好騎乗もあるが、馬の仕上がりも相当に良かったはずだ。
評価詳細へ
http://jp-horse-breaking.blogspot.com/2016/06/YasudaKinen.html