ユニコーンステークスの反省と全着順-2016年6月19日のレース

2016年6月22日水曜日

1着【A:2人気】12番 ゴールドドリーム 1:35.8
2着【B+:1人気】13番 ストロングバローズ 1:35.8
3着【C:3人気】14番 グレンツェント 1:36.3
4着【映像なし:6人気】6番 ピットボス 1:36.3
5着【B+:5人気】11番 クインズサターン 1:36.5
6着【B+:4人気】4番 ダノンフェイス 1:36.7
7着【映像なし:9人気】16番 レッドウィズダム 1:36.7
8着【B:7人気】10番 イーグルフェザー 1:37.0
9着【B:8人気】1番 マイネルバサラ 1:37.3
10着【C:15人気】5番 ノーモアゲーム 1:37.5
11着【B:12人気】15番 ヒロブレイブ 1:37.7
12着【B:11人気】3番 ヤマイチジャスティ 1:37.8
13着【映像なし:14人気】8番 ピュアコンチェルト 1:37.9
14着【C:10人気】9番 スミレ 1:38.0
15着【B-:13人気】7番 ヴェゼール 1:38.3
16着【B-:16人気】2番 ビービーサレンダー 1:39.1

A評価1頭、B+評価3頭。馬柱から判断すれば、A評価ゴールドドリーム、B+評価ストロングバローズ、C評価グレンツェントの3頭が、この順番でランク付けされるだろう。直前でストロングバローズとゴールドドリームの人気が逆転したものの、人気もそのとおりになった。このガチガチの結果でグレンツェントをC評価してしまったが、3頭のB+評価が6着以内に入っており、そこまでおかしな評価にはならなかった。



パドック。ここで問題が発生した。能力上位3頭が、軒並みよろしくないのだ。

この3頭の中でもっともましなのはグレンツェント。ヨダレはマイナスではあるものの程度は軽い。舌を出している馬とヨダレを垂らしている馬は、来ることもある。ゴールドドリームの後脚にボロがついていたのはいただけない。最近の重賞では、スマートオーディンが共同通信杯で負けたときと同じ状態だ。あまり重賞では見ないのだが、平場では人気馬が頻繁に飛ぶ。もちろん勝つこともあるのだが、期待値からすると切った方がいい。どうにも困るのがストロングバローズ。動きの硬い馬は一部の例外を除いて、好きになれない。追い切りではやわらかさを感じた一方、パドックで硬いとなると、疲れが思い浮かぶのだが、そこまで強い追い切りをしていたわけでもない。この3頭の能力が抜けているのは明らかなのだが、どこまで他馬と差があるのかわからなかった。一方、B+評価のダノンフェイスとクインズサターンは良さそうに感じた。ただ、能力は劣る。能力の差と調子の良し悪しをバランスすることは、予想において最も難しく、そして楽しいひとときである。

レース。ヒロブレイブが立ち上がって出遅れた以外はある程度そろったスタート。ストロングバローズが好スタートから先頭でダートコースへ。内からマイネルバサラがハナに立つとすっと折り合い、2番手に控える。ゴールドドリームは先頭集団の5番手外。グレンツェントは後方から。ダノンフェイスはさらに後ろで後方3番手。前半4Fは48.5。直線。ストロングバローズとゴールドドリームは早めに動く。ストロングバローズは馬なりで先頭。ゴールドドリームの川田騎手は先にステッキを使い、馬を動かしそれに迫る。坂の頂上では2頭の叩き合い。こうなれば川田騎手は強い。クビ差で接戦を制した。3着には粘るピットボスを交わして追い込んだグレンツェントが入った。

勝ち時計の1:35.8は、優秀。前年ノンコノユメの1:35.9を0.1上回った。ノンコノユメの時計は稍重馬場でのもので、曇り空で一時雨が降ったとはいえ今回は良馬場。過去10年の良馬場では、2008年ユビキタスの1:35.1に続く2番目のタイムになった。ユビキタスは体調面が整わず、その後伸び悩んだが、相当に強い馬だった。このときは、後続を1.1引き離しており、ゴールドドリームとストロングバローズはこのメンバーの中で能力が抜けていると見ていいだろう。

評価詳細へ
http://jp-horse-breaking.blogspot.com/2016/06/UnicornStakes.html

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