アンビシャス 58.0 【B】
坂路併せ。少し歩様に乱れはあるが、中盤から動かして一杯に追ってアタマ差先着した。体は進行方向よりほんの少し右だが、それよりも前脚を蹴り出すときに前半身が浮くことの方が気になる。ただ、伸びは鋭く、十分に負荷もかかっている。1週前としては十分な内容。カレンミロティック 58.0 【B】
CW併せ。ただ、内を行かせた馬を馬場の真ん中外目で間隔をあけてまくり、直線でも先行したため実質単走。肩ステッキを何度か入れて脚を伸ばさせ、ゴール前にゆるめた。四肢の可動域は及第点レベルだが、バランス良くリズムも均等。走りに安定感がある。キタサンブラック 58.0 【B】
CW併せ。ラチ側を深く入って直線は2馬身差追走。きっちり折り合いゴールは併入。その後すぐにゆるめた。首の上下動幅が完歩ごとに違い、持ち味だった馬格を生かした走りから、やわらかく脚元を使う走りへと移行しているのかもしれない。タイムは出ている一方内容は軽めで、これが進化なのかどうかに注目したい。サトノクラウン 58.0 【B-】
W併せ。相手はドゥラメンテ。右後肢が若干流れる。並ばれかけてからゴーサインを出したがそこまで伸びず。ゴール地点でハナ差遅れ、ゴール後はさらに引き離された。相手が相手なので遅れは仕方がないものの、ゴーサインまでにかなり行きたがっていた点と、発汗の多い点はマイナス。シュヴァルグラン 58.0 【B-】
W併せ。ラチ側を行かせた馬に、若干ショートカットして直線は2馬身半差追走。一杯に追ってハナ差先着までと、反応はそれほど良くなかった。ある程度の迫力はあるものの、推進力が若干上に逃げる。ドゥラメンテ 58.0 【A】
W併せ。相手はサトノクラウン。馬場の真ん中を通り、直線は半馬身差追走。折り合ったまま並びかけて、追う相手に対して余裕の手ごたえでハナ差先着。その後は完全に前に出るところまでやった。軽めの内容ながら、優れたパフォーマンスを見せてくれた。トーホウジャッカル 58.0 【B+】
坂路単走。前半は首を回すように振り、上下ではなく楕円軌道を描いていたが、後半はしっかり。脚元はまだアンバランスではあるが、いい意味での荒々しさは感じられ、後脚を長く接地してきちんと推進力を前へと伝えられている。フェイムゲーム 58.0 【B】
W併せ。馬場の外目で内から馬体を合わせ、並走して直線へ。相手の芦毛の動きが良く、最後は相手の鞍上が手綱を引っ張って折り合ったままハナ差先着させてくれた。明らかにこの馬のためにやった併せ馬で、陣営の思いにこたえられるかどうか。脚元の回転力は十分だが、四肢の可動域はいまいち。マリアライト 56.0 【A】
W単走。併せ馬かと見ていたら、ラチ沿いを行く関係ない馬をカーブで並ぶ間もなく交わしただけだった。馬なりの内容ながら四肢の可動域は十分にあり、弾むような走り。背中の安定感は減った一方、筋肉量が増え、パワフルな走りになってきた印象。ラブリーデイ 58.0 【A+】
CW併せ。直線で激しく追う相手の内で完璧に折り合い、鞍上は合図すら出さない馬なりの内容ながら、すっと伸びると相手を置き去りに。伸びやかなフォームで2馬身先着した。気になるのは、シルエットの美しさ。1週前の段階で、馬体がすっきり仕上がっているように見えることくらいだ。すばらしいパフォーマンスを見せてくれた。ワンアンドオンリー 58.0 【C-】
CW3頭併せの内。先行する中の馬を半馬身差追走したが追いつけず、差してきた外の馬は中の馬と併入。この馬はアタマ差遅れた。終始折り合ってこの結果なら好内容なのだが、前半は頭が右を向いたり左を向いたり、バタバタした内容。後半は落ち着いたものの、前脚の運びがチグハグで、とても評価できる内容ではない。1週でどこまで変われるか。参考ステップレースの結果
鳴尾記念
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天皇賞・春
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大阪杯
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京都記念
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目黒記念
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