1着【B:1人気】14番 アスカノロマン 1:56.2
2着【B:3人気】11番 クリノスターオー 1:57.0
3着【B:4人気】6番 クリソライト 1:57.0
4着【B+:13人気】15番 サンマルデューク 1:57.0
5着【B:15人気】5番 マイネルクロップ 1:57.1
6着【B:7人気】8番 トラキチシャチョウ 1:57.1
7着【映像なし:8人気】13番 トップディーヴォ 1:57.3
8着【B:6人気】12番 アムールブリエ 1:57.5
9着【B+:14人気】10番 ストロングサウザー 1:57.7
10着【B:2人気】4番 ロワジャルダン 1:57.8
11着【C:5人気】2番 ドコフクカゼ 1:58.1
12着【B:9人気】3番 ショウナンアポロン 1:58.4
13着【映像なし:11人気】1番 マジェスティハーツ 1:58.6
14着【映像なし:10人気】9番 ラインルーフ 1:59.3
15着【A:12人気】7番 ブライトアイディア 1:59.5
A評価1頭、B+評価2頭。A評価のブライトアイディアがまさかの最下位に沈み、B+評価で武士沢騎手騎乗のサンマルデュークはがんばったが4着まで。今回のプラス評価はすべて10番人気以下で、来たら面白そうだったのだが、結局はB評価の人気サイドで決まってしまった。アスカノロマンの強さが際立つレースになった。
パドック。結果を知った後に見たので予断が入っているかもしれない。切れそうな馬は3頭だけで、みなさん良く見えた。追い切りC評価のドコフクカゼですらバランス良く見える。中でも良かったのはクリノスターオー。2人引きで極めてパワフルだ。人気上位から、アスカノロマンは全く問題ない。ロワジャルダンは舌をペロペロ出し入れしていたが、スッスッと前へリズミカルに歩けている。クリソライトは繋の返りが良い。高評価組はもちろん良い。リアルタイムに見ていても、パドックで絞るのは難しかったろう。
レース。サンマルデュークが少し出遅れたことを除くとある程度そろったスタート。外からアスカノロマンが切れ込んできて楽にハナを奪い、1コーナーから最内の経済コースを進む。太宰騎手の好判断だ。クリノスターオーが2番手。ブライトアイディアはその外につけ、直後にクリソライト。サンマルデュークは離れた最後方から。前半4Fは48.9。隊列は変わらず最後の直線へ。アスカノロマンは直線に向かうカーブからスパートを開始し、後続を引き離す。完全な独走態勢で、2着争いの展開に。2番手から粘るクリノスターオー、迫るクリソライト、マイネルクロップもこの争いに加わるが脚色は同じに。最後に大外からサンマルデュークが飛んできたが、4着までだった。
勝ち時計の1:56.2は、十分。このレースがこの時期に京都の1900ダートで開催されるようになって今年で4回目。昨年のインカンテーションは1:55.1という好タイムでそれには及ばないものの、2014年クリノスターオーは1:56.6、2013年ニホンピロアワーズは1:56.9だった。今回のアスカノロマンは大きく後続を引き離して勝ったため、競った状態ならさらに良いタイムを出せたはずだ。このレースに登録していたものの寝損ないで捻挫し、出走を回避したアウォーディーと0.1差の馬が1着という結果。アンタレスSで負けた馬がずらりと並んだ馬柱を見ても、アウォーディーの強さは際立つ。復帰が楽しみだ。
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http://jp-horse-breaking.blogspot.jp/2016/05/HeianStakes.html