桜花賞の反省と全着順-2016年4月10日のレース

2016年4月13日水曜日

1着【B-:3人気】13番 ジュエラー 1:33.4
2着【B+:2人気】12番 シンハライト 1:33.4
3着【B-:6人気】10番 アットザシーサイド 1:33.7
4着【B+:1人気】5番 メジャーエンブレム 1:33.8
5着【B:13人気】17番 アドマイヤリード 1:33.9
6着【B+:5人気】15番 ラベンダーヴァレイ 1:34.1
7着【A:4人気】11番 レッドアヴァンセ 1:34.3
8着【A:10人気】2番 ブランボヌール 1:34.3
9着【B+:12人気】6番 ビービーバーレル 1:34.4
10着【B+:7人気】7番 デンコウアンジュ 1:34.4
11着【B:14人気】3番 メイショウスイヅキ 1:34.6
12着【B+:9人気】16番 ウインファビラス 1:34.7
13着【B-:11人気】1番 キャンディバローズ 1:34.7
14着【B+:17人気】14番 カトルラポール 1:35.1
15着【B-:16人気】9番 ジープルメリア 1:35.2
16着【B:18人気】18番 メイショウバーズ 1:35.2
17着【B-:8人気】4番 ソルヴェイグ 1:35.4
18着【B:15人気】8番 アッラサルーテ 1:35.5

A評価2頭、B+評価7頭。さすがにGIだけあってみなさんいい追い切りだった。だが、結果はB-→B→B-。マイナス評価2頭が馬券になり、A評価の2頭は7,8着。断然1番人気のB+評価メジャーエンブレムは、不可思議なレースで4着に敗れた。



パドック。この日は阪神競馬場の来賓席から、じっくりとパドックを鑑賞した。馬場に向かう席から少し歩けば、室内からきれいなガラス越しに、まっすぐにパドックを眺められる。パドックを中心としたスタンド設計は、パドック派にとってとてもうれしい。この競馬場の設計者は、きっと馬が好きだったに違いない。今回は、私以上に馬を見られる友人と一緒に眺めていたので、ハイブリッドでさらりと。GIらしく、ダメな馬はいなかった。馬体はメジャーエンブレムとジュエラーが良い。筋肉質で、大きく見せる。気配はシンハライト。外を回って堂々と歩けていた。内目を歩いていたが、メジャーエンブレムが毛ヅヤ良好で、立て直してきた印象だった。

レース。ある程度そろったスタートからソルヴェイグが先頭を伺う。交わしてアッラサルーテが前へ。さらにカトルラポールが先頭へ出て、2番手にメイショウバーズがつける展開。メジャーエンブレムは5番手あたりの内目に控えた。昨年のルージュバックの悪夢が頭をよぎる。アットザシーサイドとシンハライトは中団。レッドアヴァンセは後ろから4頭目、ジュエラーは2頭目、最後方からアドマイヤリード。前半3Fは34.6。このペースならメジャーエンブレムは前に行けただろうと言っても仕方がない。直線、包まれたメジャーエンブレムが少しのすき間をこじ開けて伸びてくる。しかし外からシンハライトの脚色がいい。さらに外からアットザシーサイドが迫るも脚色は同じ。大外からまとめてジュエラーが飲み込みにかかる。最後はシンハライトとの叩き合いをハナ差制して、ジュエラーが1冠目を手にした。

勝ち時計の1:33.4は、優秀ではあるが思ったほどではなかった。今年はレベルが高く、32秒台が出ても不思議のないメンバー構成。このタイムは、2014年に川田騎手を背にハープスターが記録した1:33.3に劣る。過去10年では、2010年アパパネも1:33.3。2頭の記録したレコードタイムに0.1秒及ばなかった。メジャーエンブレムは前に行かず包まれたのがすべて。最内は馬場状態が良く伸びることはわかっており、さらに末脚のキレで1,2着馬に及ばないことは衆目の一致するところ。強さを見せつけるためには長く安定的に脚を使うしかない。逃げれば、最内の経済コースで伸びられたはずだ。敗因はルメール騎手の騎乗ミスなのか、馬が行きたがらなかったのか。パトロールを見ても、ルメール騎手が積極的にポジションを取りに行ったようには見えない。叩き合いを制したジュエラーは、強い。シンザン記念のレースぶりをもっと信じるべきだった。この馬はいつも最終追い切りをポリトラックでやるため、評価を下げてしまう。さらに今回はそれほど仕上がげているわけでもなさそうで、オークス狙いと考えてよさそう。それで勝ってしまうのだから相当なものだ。オークスでは、1番人気に支持されることになるだろう。



そこまで混んでいたわけではなかったが、さすがに阪急電車にはなかなか乗れず。
1着のジュエラー。気配はいまいちも、馬体はメジャーエンブレムに並ぶ評価。
2着のシンハライト。追い切りも動き、パドックは外を回る好気配だった。
3着のアットザシーサイド。パドックはみなさん良く見えたため、そこまで目立たなかった。
メジャーエンブレムは4着に敗れた。パドックでは堂々としていたのだが……。
おまけ。デンコウアンジュと川田騎手と桜の木。
川田騎手はこの日1勝だったが、
最終レースでヨヨギマックを持ってきた騎乗はすばらしかった。
おかげで収支は大幅プラスに。

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http://jp-horse-breaking.blogspot.com/2016/04/OkaSho.html

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