ニュージーランドトロフィーの反省と全着順-2016年4月9日のレース

2016年4月11日月曜日

1着【B:2人気】5番 ダンツプリウス 1:33.9
2着【B-:14人気】8番 ストーミーシー 1:33.9
3着【C:12人気】4番 エクラミレネール 1:33.9
4着【B+:1人気】3番 アストラエンブレム 1:34.0
5着【B-:4人気】2番 レインボーライン 1:34.0
6着【B:6人気】11番 ハレルヤボーイ 1:34.1
7着【B+:3人気】9番 サーブルオール 1:34.3
8着【A:7人気】7番 キャプテンペリー 1:34.4
9着【映像なし:9人気】10番 ショウナンライズ 1:34.5
10着【映像なし:10人気】1番 マディディ 1:34.6
11着【映像なし:8人気】12番 カープストリーマー 1:34.8
12着【A:5人気】14番 ボールライトニング 1:35.1
13着【映像なし:11人気】16番 ダノンスパーク 1:35.2
14着【B:16人気】13番 ジュンザワールド 1:36.5
15着【映像なし:13人気】6番 モンスターキング 1:36.9
16着【映像なし:15人気】15番 マテラアリオン 1:37.0

A評価2頭、B+評価2頭。一方、映像のなかった馬が6頭も居た。けっこう映像なしが絡むので、映像のなかった馬については追い切りタイムだけを見てみたが、タイムから買えそうな馬も数頭。しかし、ここまで荒れるとは全く考えていなかった。数少ないマイナス評価が2,3着。言い訳のしようもない結果になった。



パドック。映像のなかった馬の中で最も注目していたショウナンライズは、落ち着きがなくいまいち。マディティも馬体は悪くないのだが小さく映る。1番人気アストラエンブレムは、カリカリしていてあまり好きな気合い乗りではない。最も良く映ったのはダンツプリウスで、前脚をやわらかく使えていて、全体的にゆったりと歩けていた。この馬は勝った。次点はサーブルオール。蹄から繋にかけて作りが大きく、パワフルさを感じられる馬で、踏み込みがしっかり。すぐ前のストーミーシーより外をぐいぐいと歩いていた。惨敗したが。

レース。きれいなスタートから、徐々に隊列が出来上がっていくきれいな序盤。ボールライトニングは挟まれて後退を余儀なくされる不利はあった。ボールライトニングが先行。半馬身差でキャプテンベリーが追う。前半4Fは47.3。3コーナーのカーブから、最後方待機のアストラエンブレムが動いていく。大きく広がって直線。キャプテンベリーが1馬身抜け出す。残り150メートルでダンツプリウスが悠々交わす。キャプテンベリーはここで終了。最後は内から迫るエクラミレネール、外を飛んできたストーミーシーをわずかに抑え、ダンツプリウスが先頭でゴールした。

勝ち時計の1:33.9は、平均レベル。2005年以降、34秒台以下になったのは4回(1度は稍重馬場)で、32秒台は1回。1:34.1でレインボーラインの勝ったアーリントンC(阪神芝1600)と0.2秒差だったと考えれば、能力どおりの時計で走れた馬が多かったということかもしれない。スタート後に加速して、2F目は11.0。その後5F目で12.1を記録したことを除くと11.7~11.8で均等なラップを刻んだレース。先行勢は総崩れになった。このレースを中団やや前で運び、4コーナーでは2列目まで押し上げて勝ったダンツプリウスは、着差はわずかであるとはいえ、能力面で高く評価できるだろう。

ストーミーシーは2着に入ったが、直線斜行で江田照男騎手は騎乗停止に。その内で伸びようとしていたハレルヤボーイは大きな不利、さらに内のアストラエンブレムも不利を受けた。脚色は違っており、裁決委員の判断に間違いはないだろう。ただ、不利を受けた馬の賞金は大きく変わってくるわけで、やはりなんともしっくりこないものがある。江田騎手は右に斜行している馬の左尻にステッキを入れ続けていた。

評価詳細へ
http://jp-horse-breaking.blogspot.com/2016/04/NewZealandTrophy.html

このブログを検索

Twitterはこちらへ

プッシュ通知を受け取る

QooQ