サンケイスポーツ賞フローラステークスの反省と全着順-2016年4月24日のレース

2016年4月24日日曜日

1着【B:3人気】18番 チェッキーノ 1:59.7
2着【B+:2人気】11番 パールコード 2:00.2
3着【映像なし:13人気】6番 アウェイク 2:00.3
4着【B:4人気】9番 フロンテアクイーン 2:00.3
5着【A:1人気】3番 ビッシュ 2:00.5
6着【B-:5人気】4番 アグレアーブル 2:00.5
7着【A:6人気】14番 クィーンズベスト 2:00.8
8着【B+:7人気】2番 ゲッカコウ 2:00.9
9着【映像なし:16人気】12番 トウカイシェーン 2:00.9
10着【B:9人気】7番 ファイアクリスタル 2:01.0
11着【B+:17人気】8番 シャララ 2:01.0
12着【B:15人気】1番 バレエダンサー 2:01.0
13着【B:10人気】13番 エマノン 2:01.1
14着【B-:8人気】16番 クロコスミア 2:01.3
15着【B-:14人気】5番 ショコラーチ 2:01.4
16着【B-:12人気】15番 シークザフューチャ 2:01.4
17着【映像なし:11人気】17番 エルビッシュ 2:01.6
18着【映像なし:18人気】10番 ブルーオリエント 2:02.8

A評価2頭、B+評価3頭。勝ったのは謎の追い切りを見せてくれた藤沢厩舎チェッキーノ。川田騎手のB+評価パールコードが2着に入り、映像なしのアウェイクが3着。チェッキーノの追い切りは、前後に併せ馬を置き、前に並ばず後ろからつつかれず、ゴールまでずっと長手綱で行く、というもの。どうやら初めての試みだったようで、今回実績ができたため、また見られるかもしれない。ただ、相手に使われる4頭の馬の馬主はたまったものではないだろうな、と考えてしまうが。



パドック。最も良く見えたのはパールコードだった。馬体重はマイナス14キロだったが、牝馬ながら前走は516キロであり、まだ500キロ以上ある。その大きな馬体をさらに大きく見せ、堂々と歩いていた。映像のなかったエルビッシュも良く見えた。踏み込み良く、どっしりした歩様。かなり期待したのだがブービーに敗れた。A評価ビッシュはあまりにも細い。これはさすがに買いづらかった。差しては来たが5着まで。馬体の成長を待ちたいところだ。追い切り高評価組では、シャララがうるさい面を見せていたので切った。シークザフューチャーがマーカーを入れてもらっており、毛ヅヤも悪くなかったので押さえたが、さすがにこのメンバーでは厳しかった。勝ったチェッキーノは、追い切り評価で良い面も悪い面も見当たらない、と書いたが、パドックでも同様だった。

レース。ゲッカコウが出遅れ。ポンと出たクィーンズベストが飛ばして先頭へ。続いてブルーオリエント。シャララとクロコスミアが続く。人気どころは中団から後ろ。ビッシュは最後方につけた。前半1000メートルは59.7。縦長の展開で直線に向かう。残り200メートルでクィーンズベストのリードが1馬身程度に。外からチェッキーノが悠々と交わしていく。パールコードも続いたが、3馬身差の2着に敗れた。3着は外を飛んできたアウェイク。ビッシュは大外を飛んでは来たが5着まで。4着にはフロンテアクイーンが入り、逃げ粘ったクィーンズベストは6着だった。

勝ち時計の1:59.7は、レースレコード。過去にこのレースを1分台の時計で走った馬はいない。タイムの優秀さを物語る指標もある。同日9R府中ステークス(古馬1600万下)において、堀厩舎の期待馬レアリスタが川田騎手を背に記録した時計が1:59.3だった。チェッキーノは、初めての追い切りスタイル、初の2000メートル、騎手の乗り替わり、大外枠など、さまざまなマイナス要素を吹き飛ばしての快勝。オークスでさらに距離は延びるが、今日の走りを見る限り全く問題はなさそう。あとは力関係だけだろう。広い東京で、よどみなくハイペースで流れ、有利不利の少ないレース展開。2着以下は、チェッキーノと明らかな能力差があると考えて良さそうだ。

評価詳細へ
http://jp-horse-breaking.blogspot.com/2016/04/FloraStakes.html

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