2着【B:4人気】2番 ハクサンムーン 1:07.7
3着【B-:8人気】7番 スノードラゴン 1:07.9
4着【A:2人気】3番 ネロ 1:08.0
5着【B+:1人気】16番 アルビアーノ 1:08.0
6着【B-:7人気】4番 カハラビスティー 1:08.0
7着【映像なし:13人気】13番 アフォード 1:08.0
8着【B+:10人気】1番 スカイキューティー 1:08.1
9着【B:15人気】15番 フレイムヘイロー 1:08.1
10着【B:11人気】9番 トータルヒート 1:08.2
11着【B-:14人気】5番 ヘニーハウンド 1:08.4
12着【B:12人気】10番 セイコーライコウ 1:08.4
13着【C:6人気】12番 ワキノブレイブ 1:08.4
14着【A:3人気】6番 ゴールドペガサス 1:08.4
15着【映像なし:16人気】14番 サカジロロイヤル 1:08.4
16着【B:9人気】8番 スギノエンデバー 1:08.5
A評価2頭、B+評価3頭。ネロは不可解な前走の大敗で人気を落とすと考えていた。それが2番人気に。1番人気は初距離で大外のアルビアーノ。よくわからないオッズが形成され、1着は力をつけてきたエイシンブルズアイ、2、3着には実績馬が入った。
パドックでそこまで強調できそうな馬はいなかった。良く見えた中から何頭か。スカイキューティーは動きに安定感があり、尾の角度もまずまず。軸にしたネロは、尾を振り回しているものの、動きは力強く、気合いも感じられた。エイシンブルズアイは、すこしうるさい面を見せるものの、外を回って元気良さそうに歩く。最後尾を歩く買いサインはハクサンムーン。ただ、アルビアーノからはかなり離れてスカイキューティーの目の前を歩いていたので、そこまで強気に推せない印象だった。
レースは、まずまずそろったスタートから、ハクサンムーンは一気にハナへ。ゼッケンの下から大量の白い汗が垂れていて、いつかは止まるかと見ていたが軽快に飛ばす。前半3Fは32.7の快速ラップ。直線まで競りかけられず、1~1.5馬身のリードを保つ。直線、ネロが迫るものの差は詰まらず。ハクサンムーンは逆にリードを広げる。そこへ唯一襲いかかってきたのがエイシンブルズアイ。一完歩ごとに差を詰め、最後はきっちり差し切った。ネロはよく粘り、最後はスノードラゴンに交わされたものの、4着をキープした。
勝ち時計の1:07.5は、極めて優秀。ここ10年ではナンバーワンで、2011年に勝ったダッシャーゴーゴーの1:07.8より速い。これより速かったのは、2002年にショウナンカンプがマークした1:07.3にまでさかのぼらなければならない。自ら作り出したハイペースで2着に粘り込んだハクサンムーンは能力の高さを示した。中団より前に居た馬が総崩れの中、4着に踏ん張ったネロにはタイムの壁がある印象。1頭だけ次元の違う脚を見せたエイシンブルズアイは今後も注目が必要だ。一方、3着のスノードラゴンから10着トータルヒートまでは、ほぼ一団。内に包まれて脚を余した馬も多く、A評価したゴールドペガサスは全くレースをしていない。この馬は人気を落とすであろう次も、同じくらい動けていれば狙ってみたい。
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http://jp-horse-breaking.blogspot.jp/2016/03/OceanStakes.html