報知杯弥生賞の反省と全着順-2016年3月6日のレース

2016年3月7日月曜日

1着【A:2人気】11番 マカヒキ 1:59.9
2着【A:1人気】10番 リオンディーズ 1:59.9
3着【B+:3人気】4番 エアスピネル 2:00.2
4着【B:4人気】3番 タイセイサミット 2:01.1
5着【B:5人気】1番 アドマイヤエイカン 2:01.2
6着【B:12人気】12番 エディクト 2:01.4
7着【B-:6人気】8番 イマジンザット 2:01.6
8着【B-:7人気】9番 モーゼス 2:02.1
9着【B-:11人気】6番 モウカッテル 2:02.1
10着【B:8人気】2番 シャララ 2:02.7
11着【B-:10人気】7番 ケンホファヴァルト 2:02.8
12着【B:9人気】5番 ヴィガーエッジ 2:05.8

A評価2頭、B+評価1頭。A→A→B+で決まったので、3連単2点で的中したことになる。2番人気→1番人気→3番人気の結果であり、配当はたったの830円しかつかなかったが。個人的には、馬連で元返しになるように買っておき、3連単は連闘のアドマイヤエイカンで遊んだので、掛け金とほんの少しのお金が返ってくる結果になった。しかし、いいレースを見られて、満足だ。たまにはこんなレースもあっていい。



パドックで最も良く見えたのは、マカヒキだった。追い切りはリオンディーズと同じA評価でも、コメントで完璧な内容と書いたとおり、動きはこちらの方を上に見ていた。後脚にやわらかさがあり、堂々としている。背中が安定しているのも良い。負けず劣らずでリオンディーズ。引き締まった馬体で、踏み込みも力強い。エアスピネルは下痢で割引。タイセイサミットやアドマイヤエイカン、イマジンザットも良く見え、最後方を歩く買いサインはヴィガーエッジ。ただ、実質3頭立てのレースに変わりはない。

スタート前のゲートイン。この段階でエアスピネルにかなりの発汗が見られ、リオンディーズも発汗していた。対するマカヒキは、落ち着いている。この段階で勝負がついていたのかもしれない。スタートで大きな出遅れはなし。マカヒキはそっと出して最後方の経済コースにつけた。好騎乗である。リオンディーズはかかり気味にポジションを上げて4番手へ。その2馬身後ろからエアスピネルがマーク。マカヒキは内側でじっと折り合い、後方4番手を進む。前半1000メートルは59.5のハイペース。3コーナーから有力馬はポジションを上げてくる。直線を向いてすぐ、リオンディーズが先頭へ。直後からエアスピネルが迫るも、差は詰まらない。後ろから凄い脚でマカヒキがやってくる。エアスピネルを抜くときに右ムチを一発。リオンディーズをとらえるときに持ち替えて強烈な左ムチ。最後はクビ差で2歳王者を交わした。

勝ち時計の1:59.9は、レースレコード。このレースが中山芝2000メートルで行われるようになったのは1984年。この年、歴史的名馬シンボリルドルフが2:01.7で勝利した。以来、初めての1分台である。勝ったマカヒキは、きれいな跳びをする馬で、荒れていない今の馬場も味方した。リオンディーズは早め先頭の横綱相撲。目標にされた今回のレースを糧に、皐月賞ではどんな展開に持ち込むか。エアスピネルは、例年なら余裕で勝てる時計で走っている。ただ、この両頭から1枚落ちる印象だ。今年は、ハイレベルである。

評価詳細へ
http://jp-horse-breaking.blogspot.com/2016/03/YayoiSho.html

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