1着【B:1人気】9番 ドゥラメンテ 1:45.9
2着【B-:4人気】10番 アンビシャス 1:45.9
3着【B+:2人気】2番 リアルスティール 1:46.0
4着【B-:6人気】5番 フルーキー 1:46.3
5着【B:8人気】8番 レッドレイヴン 1:46.3
6着【B:7人気】7番 ラストインパクト 1:46.4
7着【B:5人気】3番 ロゴタイプ 1:46.6
8着【C:10人気】1番 サトノギャラント 1:46.6
9着【A:3人気】6番 イスラボニータ 1:46.9
10着【B-:9人気】4番 マイネルラクリマ 1:47.7
11着【B+:11人気】11番 カオスモス 1:48.3
A評価1頭、B+評価2頭。2着のB-評価アンビシャスが強い競馬をしてしまい、A評価のイスラボニータは沈んだ。個人的に、蛯名騎手とは極めて相性が悪く、買ったら来ない、買わなければ来る。今回もそれが頭をよぎったのだが、ここまで負けるとは。相性の悪い馬や騎手は、競馬をやっていると必ず出てくる。和解できたかな、と感じることもあるのだが、またどつぼにはまる。本当にどうしようもない。
パドックで最も良く見えたのは、ロゴタイプだった。毛ヅヤは良く、踏み込みもしっかり。適度なイレ込みから気合いの乗りも感じられる。続いてラストインパクト。外を回ってしっかりと歩けていた。ドゥラメンテも良い。体の形は変わっているが、パワーアップととらえて良さそうだ。マーカーもしてもらっていた。イスラボニータは若干うるさい面を見せていたが、歩様そのものは良い。アンビシャスは、良いときと良くないときがパドックでわかる。長い尾を後脚に巻き込むように歩くとき、この馬は走る。今回は首を上下に激しく動かすなど、うるさい面はあったものの、走る兆候は出ていた。人気上位では、リアルスティールは踏み込みが優しすぎるように感じた。
レース。ゲートが開くと同時にイスラボニータが立ち上がりかけたが、そこまでの遅れではない。カオスモスが果敢に先頭へ。内からマイネルラクリマ、ロゴタイプ、ラストインパクトが先行。柴田騎手は3枠ロゴタイプの内へ4枠から潜り込むことに成功した。好騎乗である。その後ろに内を開けて悠然とドゥラメンテが構える。リアルスティールは、直後に内を通ってぴったりとドゥラメンテをマーク。アンビシャスは後ろから2頭目でじっと脚をためる。前半1000メートルは59.4。先行勢には絶望的なハイペースである。直線で2番手集団からラストインパクトが先頭に立つ。しかし、天下は短かった。ドゥラメンテがすぐに交わす。最後はアンビシャスとリアルスティールの脚色が勝ったが、追撃を凌いで先頭でゴールした。
勝ち時計の1:45.9は、ここ10年で最速だ。2000年以降でこれより速かったのは、2002年に勝ったトウカイポイントの1:45.4、2004年サクラプレジデントの1:44.9のみである。今回は先行勢に厳しい流れで、ドゥラメンテも前半1000メートルを1分台前半で入っているはず。それで勝ったのだから価値は高い。若干後ろに居たリアルインパクトも同様だ。サトノギャラントを除いて、後ろに居た馬が2、4、5しており、アンビシャスには展開も向いたと考えられる。イスラボニータは全く伸びなかった。
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