天皇賞・春 2019 レース回顧

2019年4月30日火曜日

着順馬番馬名性齢斤量タイム評価人気
110フィエールマン牡458.03:15.0B+1
27グローリーヴェイズ牡458.03:15.0B6
38パフォーマプロミス牡758.03:16.0B8
42エタリオウ牡458.03:16.0A2
59ユーキャンスマイル牡458.03:16.5B-3
61チェスナットコート牡558.03:16.8C10
76カフジプリンス牡658.03:17.3B9
83リッジマン牡658.03:17.4B11
911ケントオー牡758.03:17.6C13
1012クリンチャー牡558.03:17.7B+5
115メイショウテッコン牡458.03:18.9B4
1213ロードヴァンドール牡658.03:20.7B+7
中止4ヴォージュ牡658.00:00.0B12


総評
A評価1頭、B+評価3頭。1週前にメイショウテッコンとクリンチャーをA評価していて、B+評価はフィエールマン、エタリオウ、ユーキャンスマイルの3頭。結果、フィエールマンは勝ったが2,3着は抜け。いまいちな結果になってしまった。
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パドック
最低人気ケントオーが良く見えたが最後まで後方のまま見せ場なく終わってしまった。フィエールマンは良く見えたのだが、2着グローリーヴェイズはテンション高く長距離では厳しそうな印象。3着パフォーマプロミスはごくふつうで可もなく不可もない印象だった。
ポイント
美しくそろったスタートから宣言通りヴォージュが先手を奪う。メイショウテッコンは控え、外からロードヴァンドールも行ったが3番手まで。1週目2~3コーナーでメイショウテッコンは1頭分、ロードヴァンドールは大きく外を回すロス。ロードヴァンドールはスタンド前で最内に潜り込むことに成功。そのせいで1~2コーナーでメイショウテッコンが1頭分外を回すことになった。ポジション争いは厳しく、先行勢には厳しい流れになった。一方、フィエールマンはスタンド前でちょうど真ん中外目のポジションを取り、2~3頭分のロスを承知でレースを動かした。2コーナーでは押し上げて内のパフォーマプロミスに行かせ、3コーナーから加速。グローリヴェイズはそれを待っていたかのように追い出し、フィエールマンをとらえにかかる。1頭ポツンと離れた最後方からの競馬を選択したエタリオウは2コーナーあたりからポジションを上げており、直線を向いた時点でグローリーヴェイズの直後につけていた。しかしそこまで。直線は終始外で動き、事実上レースを支配したフィエールマンと、じっと機会をうかがっていたグローリーヴェイズの叩き合いになり、フィエールマンが抜かせなかった。
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分析
勝ち時計の3:15.0は、長距離なので何とも言えない。ただ、フィエールマンの強さが際立っていた。ロスの大きい競馬になったが圧倒的な能力上位を示す内容。相手を1頭に絞って立ち回ったグローリーヴェイズの追撃を凌ぎきった。グローリーヴェイズはスタンド前でフィエールマンの直後のポジションを取ってから、常に真後ろから少し内で立ち回る渾身のマーク。最後に外へ出しても総走行距離は短かったはずで、戸崎騎手の好騎乗だった。エタリオウの作戦は賛否分かれるだろうが、ロングスパートが決まる方にベットしただけだろう。道中もう少し前目で運んでもキレ負けするという判断だったと考えられる。ただ、その場合は3着だったかもしれない。

評価詳細へ
http://jp-horse-breaking.blogspot.com/2019/04/TennoShoSpring.html

             

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