着順 | 馬番 | 馬名 | 性齢 | 斤量 | タイム | 評価 | 人気 |
---|---|---|---|---|---|---|---|
1 | 8 | センチュリオン | 牡6 | 57 | 1:52.1 | B | 2 |
2 | 14 | クインズサターン | 牡5 | 55 | 1:52.1 | B+ | 5 |
3 | 4 | ロワジャルダン | 牡7 | 56 | 1:52.2 | - | 10 |
4 | 12 | アルタイル | 牡6 | 57 | 1:52.2 | B | 6 |
5 | 10 | コスモカナディアン | 牡5 | 56 | 1:52.4 | B | 8 |
6 | 15 | ロンドンタウン | 牡5 | 57.5 | 1:52.6 | B+ | 7 |
7 | 7 | ディアデルレイ | 牡7 | 57 | 1:52.8 | B- | 4 |
8 | 5 | サクラルコール | 牡7 | 53 | 1:52.9 | B- | 9 |
9 | 13 | ハイランドピーク | 牡4 | 55 | 1:53.0 | A | 1 |
10 | 3 | サンマルデューク | 牡9 | 55 | 1:53.1 | B | 13 |
11 | 16 | オールブラッシュ | 牡6 | 58 | 1:53.2 | - | 12 |
12 | 1 | ブレスアロット | 牡5 | 53 | 1:53.6 | B | 15 |
13 | 6 | ジョルジュサンク | 牡5 | 54 | 1:53.7 | B- | 14 |
14 | 9 | エピカリス | 牡4 | 56 | 1:53.8 | B- | 3 |
15 | 2 | ストロングサウザー | 牡7 | 55 | 1:53.9 | B | 16 |
16 | 11 | メイショウウタゲ | 牡7 | 57 | 1:54.1 | B | 11 |
総評
A評価1頭、B+評価2頭。マイナス評価は4頭で、その中に3番人気エピカリスも含まれていた。マイナス評価は沈み7着が最高。5番人気のB+評価クインズサターンが2着に来て、B→B+→映像なしという微妙な結果になった。
パドック
ロンドンタウンが良く見えたのだが、ゲート入り前にひどい発汗。パドック映像は早い段階しか映さないため、こういうことも起こる。どこで入れ込んでしまったのだろう。勝ったセンチュリオンは歩幅が狭く、それほど良く見えなかった。3着ロワジャルダンは-22キロで見た目も目立たなかった。
ポイントマーチS、ロンドンタウンが首でリズムを刻み、活気ある周回です。ハイランドピークが気合い乗りちょうど。クインズサターンが踏み込みしっかり。追い切り良く見えたこれら3頭がパドックでも良く見えます。アルタイルとコスモカナディアンがまずまずです。— jphb (@jphb_oikiri) 2018年3月25日
大きな出遅れはなかったが、ハイランドピークは若干遅れたとはいえ行こうと思えば前へ行けたにもかかわらず、横山典騎手は促しもせず最後方から。ディアデルレイとエピカリスが並んで先頭。エピカリスは外を通ったが遅れず、その後ろの絶好のポジションをロワジャルダンがキープ。向こう正面に入ってもハイランドピークは後方のまま。3~4コーナーで馬群は詰まり、直線に入ってすぐにセンチュリオンが先頭に。アルタイルは迫るが脚色が同じになり4着。センチュリオンは長く先頭をキープし、外からクインズサターン、内からロワジャルダンの猛追を凌ぎきった。
分析
勝ち時計の1:52.1は、ややもの足りない。稍重に近い良で、できれば51秒台が欲しかった。ペースは遅めでかつ前の2頭が沈んだ展開にも恵まれた。後方勢は全く届かず。クインズサターンは道中中団からの2着で、価値は高い。3着ロワジャルダンは、下がってくる前の2頭をさばくのに少々時間を要したが、そこからの伸びは素晴らしく、真島騎手と手も合っているのだろう。南関東移籍後、コンビ3戦目ですべて3着以内に入ったことになる。1番人気ハイランドピークは、疑問の残る敗戦。最終レースでJRA通算2700勝を挙げた横山典騎手は、このレースを振り返り、「前2戦の圧勝で馬が堪えていた。僕を責めないでほしい」という内容のコメントを残したが、ハイランドピークは仲良く最後尾を進んでいたサンマルデュークと並ぶ上がり3F最速タイ。大外に出したサンマルデュークと比べるのは酷とはいえ、鞍上は追う動作すらしていない。十分に脚を残していたようなのだが、実際に馬が行けなかったのかどうなのかわからない。横山典騎手はこのインタビューで、「批判されるのはつらい」と語っていた。以前、日刊ゲンダイの厩務員コメント欄に「前回はノリだから。〇×ならちゃんと追うだろ」とあった人気薄が実際に馬券圏内に来たことを思い出した。罵声を浴びせるのはファンだけではないのだ。かわいそうになってきた。こんどはがんばってほしい。
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http://jp-horse-breaking.blogspot.jp/2018/03/MarchStakes.html