京都記念の反省と全着順-2018年2月11日のレース

2018年2月14日水曜日

着順馬番馬名性齢斤量タイム評価人気
14クリンチャー牡4552:16.3B+4
210アルアイン牡4572:16.5A3
36レイデオロ牡4572:16.5B1
45モズカッチャン牝4542:16.5B2
52ケントオー牡6562:16.8C9
63ディアドラ牝4542:17.3B6
79ミッキーロケット牡5562:17.4B-7
87クロコスミア牝5542:17.4B5
98アクションスター牡8562:19.5B10
101プリメラアスール牝6542:20.0B-8


総評
A評価1頭、B+評価1頭。順番は逆になったが、断然人気のレイデオロより上位評価した2頭が1、2着に入り、馬連3620円の配当。まずまず参考になったのではないだろうか。
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パドック
皆さん悪くなかったが、どれか1頭選べと言われればモズカッチャン。カチッとした踏み込みで、歩様の安定性が高い。少し入れ込み気味で、もう少し落ち着きが出てくれば相当強くなりそうだ。最後尾はレイデオロ。鶴首で気合い乗っていたが、後脚の力強さにやや欠ける印象はあった。

ポイント
プリメラアスールが好スタート。交わしてクロコスミアが先頭に立つ。外からミッキーロケットが3番手。内のクリンチャーが続き、ミッキーロケットと並んで上がってきたアルアインはクリンチャーを見る位置で5番手につける。レイデオロはその後ろ。向こう正面でレイデオロが動き、ミッキーロケットの外まで押し上げる。プリメラアスールが後退し、ミッキーロケットとレイデオロが前に迫る。アルアインはレイデオロを見る位置。クリンチャーは内でじっとしている。直線。逃げるクロコスミアにミッキーロケットが馬体を合わせに行き、レイデオロは外目のコースを選択。間に5頭分ほどのスペースが出来、そこをクリンチャーが突いた。アルアインは目標をレイデオロに絞って追い出し。最内にもぐりこんだモズカッチャンも伸びる。4頭の叩き合いになったがクリンチャーが終い伸びて1馬身4分の1差でゴールを駆け抜けた。


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分析
勝ち時計の2:16.3は、重馬場を考えれば悪くはない。前半1000メートルが1:03.0とスローで、上がり3Fも軒並み36秒台とキレない馬場だった。勝ったクリンチャーは展開の利もあったが、藤岡佑介騎手の好騎乗。最内でじっとがまんさせ、最後にスペースを突けた。小頭数で包まれるリスクは少なく、それを計算に入れていたのだろう。最高の結果をたぐり寄せた。レイデオロは向こう正面の仕掛けが中途半端。3~4コーナーで外を回った不利もあった。ルメール騎手が乗れていれば違うレースになっていたのではないか。アルアインは王道の競馬。レイデオロに交わされても折り合いはついており、川田騎手は前に目標を定めて追い、きっちり差した。内でクリンチャーに抜けられただけで、十分に強い競馬をできている。レイデオロが直線で内に行き、クリンチャーがその外、アルアインが予定どおりのコースになっていれば、結果は違ったかもしれない。今回、クリンチャーの斤量は同年齢のアルアイン、レイデオロより2キロ軽かった。1キロで2馬身=0.2秒差と考えると、机上の計算ではこの着差は逆転される。とはいえ、今回は追い切りの動きがかなり良くなっていた。人気薄で未勝利を勝って以来、ずっと藤岡佑介騎手が手綱を取ってきた馬。さらなる成長を遂げて、人馬一体でGIに向かってほしい。

評価詳細へ
http://jp-horse-breaking.blogspot.jp/2018/02/KyotoKinen.html

             

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