函館記念の反省と全着順-2017年7月16日のレース

2017年7月19日水曜日

着順馬番馬名性齢斤量タイム評価人気
112ルミナスウォリアー牡6552:01.2B5
214タマモベストプレイ牡756.52:01.4B14
315ヤマカツライデン牡5552:01.4B+7
46アングライフェン牡5552:01.4B-3
54ケイティープライド牡7522:01.4B11
61サトノアレス牡3542:01.6B1
73ナリタハリケーン牡8542:01.6B+12
85レッドソロモン牡5562:01.9-9
916サクラアンプルール牡6562:02.0B8
1011ツクバアズマオー牡6572:02.2B+6
117マイネルミラノ牡7582:02.3A4
128カムフィー牡8542:02.3B+16
1313パリカラノテガミ牡6532:02.5A15
142ダンツプリウス牡4562:02.6B10
1510ステイインシアトル牡6572:03.3B+2
169スーパームーン牡8552:03.5B13


総評
A評価2頭、B+評価5頭。良く見える馬が多い追い切りだった。しかし、プラス評価で来たのは3着のヤマカツライデンのみ。B→B→B+というどうにもしまらない結果になった。パリカラノテガミが前に行ったのは不可解だった。





パドック
追い切りでは良く見える馬が多かった一方、パドックで良く見える馬はいなかった。1番人気サトノアレスはぱっとせず、軸に考えていたマイネルミラノは飛節が硬い。勝ったルミナスウォリアーは首を大きく上下に振ってうるさい。頭は高いものの、体を大きく見せていたケイティプライドが最も良く見えた。

ポイント
そろったスタートからマイネルミラノが出て行くが、外からタマモベストプレイとヤマカツライデンが馬なりに交わしていく。さらにパリカラノテガミも前へ。1コーナーではヤマカツライデンが1馬身抜け、パリカラノテガミが2番手。2頭をタマモベストプレイが内、マイネルミラノが外で追う展開に。マイネルミラノは58キロを背負ってコースロスをする厳しい流れになった。ルミナスウォリアーは中段外。サトノアレスはそこから1馬身後ろの内に構えた。3コーナーで馬群は詰まる。逃げるヤマカツライデンをめがけてパリカラノテガミが並びかけ、さらに外からマイネルミラノが迫る。4コーナーでパリカラノテガミは失速。外から進出したアングライフェン、ルミナスウォリアーと4頭が横一線で直線を向き、マイネルミラノがまず失速。ルミナスウォリアーが抜け出し、ヤマカツライデンが二の脚を繰り出す。アングライフェンも食い下がり、2着争いは大接戦。最後に差したタマモベストプレイがアタマ差で2着に入った。





分析
勝ち時計の2:01.2は、重馬場であり悪くはない。前半1000メートルは1:00.6で、その間10秒台のラップはなく、逃げたヤマカツライデンは思いどおりのレースができた。勝ったルミナスウォリアーは終始外を回す競馬で完勝した。55キロの斤量も恵まれたのだろう。これで休養明けは3.2.0.0になった。2着のタマモベストプレイは、56.5キロのハンデ。阪神大賞典でサトノダイヤモンドとの4馬身差4着は、このメンバーでは実績上位であり、人気の盲点になっていたようだ。

評価詳細へ
https://jp-horse-breaking.blogspot.jp/2017/07/HakodateKinen.html

※以下、他サイトに提供した記事を再掲します。

■評価一覧

水曜に追い切った馬は13頭。アングライフェンを除く全馬が函館Wで追い切りました。1番人気が予想されるサトノアレスの姿が見えなかったのですが、おそらく木曜に追い切るのでしょう。

■人気馬の追い切り

1番人気サトノアレス、2番人気ステイインシアトルと予想されていますが、どちらも水曜に追い切り映像がありませんでした。ローカルの人気は読みにくいのですが、3番人気になるのはツクバアズマオー、マイネルミラノ、サクラアンプルールあたりでしょうか。

これら3頭の動きは良かったです。マイネルミラノがA評価、ツクバアズマオーがB+評価。サクラアンプルールはB評価ですが、動きそのものは伸びやかでした。

ピックアップするならマイネルミラノでしょう。今回は58キロのトップハンデを背負いますが、福島民報杯を57.5キロで勝っており、前走エプソムCも58キロでした。逃げが絶対ではなく、前に行きたがる馬の多いメンバー構成は魅力。追い切りでははるかに前を行かせた相手を目標にカーブから飛ばし、直線は並ぶ間もなく抜き去るすばらしい動きを見せてくれました。





■穴馬ピックアップ

人気薄が確実視されるプラス評価馬は、パリカラノテガミとカムフィー。A評価のパリカラノテガミを取り上げます。


パリカラノテガミ 53.0 【A】
函館W単走。四肢の可動域は十分にあり、弾力性のある動きをできている。首の使い方は上手で、体幹もしっかりしている。文句のない仕上がり。


ブログには上記のようにあっさりと書きましたが、この馬は前走の新潟大賞典から大きく状態を上げてきています。

前走時の追い切りより四肢の可動域が広がり、関節もやわらかに使えるようになりました。体も今回の方が数段引き締まっており、舌も出していません。最も良くなったのが前脚の伸びやかさで、肩関節をやわらかに使えるようになっています。穴に一考してみると面白いかもしれません。


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