G1:菊花賞 追い切り評価~2024年10月20日開催

2024年10月18日金曜日

本記事は、2024年10月20日に京都競馬場芝3000mで開催される3歳牡牝馬齢 G1競走「菊花賞」の追い切り評価です。

A評価

今週抜群に動いた馬はいません。長距離ですし、1週前基準で見た方がよさそうなので、1週前のA評価2頭についてここでコメントします。ダノンデサイルは1週前が抜群。力強さとやわらかさを兼ね備えた伸びやかな動きで相手を全く問題にしませんでした。ただ、今週の坂路調整はCをつけるほど悪くはないとはいえ、いまいちです。1週前に動きすぎてテンションが上がったのか発汗が目立ち気性面も不安定です。メリオーレムが1週前次点です。3頭併せの中に入れて精神的な負荷をかけ、最後は内のドウデュースと併入。手ごたえは見劣りませんでした。今週は芝追いでアドマイヤテラと併入する内容でしたが、1週前良かったのでこれで十分でしょう。

B+評価

ここも1週前B+評価で見ます。ピースワンデュックが2週連続プラス評価です。1週前の併せ馬では、直線に入ってすぐに前へ出ると、その後一定の距離を保って相手を寄せつけませんでした。今週は単走で外ラチ沿いを走り、軽やかに動けました。動きから凄みはそれほど感じられないのですが、馬体もフォームも長距離向きです。ミスタージーティーは1週前に3頭併せ。並ぶ2頭を目標に、ショートカットして内を1馬身差追走すると、直線弾けて中の相手に1馬身半先着しました。この時点で体はほぼ仕上がっており、今週は坂路で折り合い重視の内容。がまんさせたぶん重心はやや高いのですが、終盤馬なりに抜け出し2馬身以上先着しています。距離は保ちそうで前走を叩いて変わり身あっても。

その他注目馬

B評価組の最上位はメイショウタバルです。頭の高い走りで見栄えはいまいちですが、脚元は軽快でフォームも乱れず長くいい脚を使えそうです。体もふっくら見せており、好仕上がりです。1番人気になりそうなアーバンシックは、それほど目立ちませんでした。1週前は3頭併せの内で馬場の内目を通ってわずかに先着。ステッキを抜いただけで反応した点については好感できます。ただ、今週は3頭併せの中に入れ、外の相手にわずかに遅れました。1週前のようにステッキを抜いても反応は薄く、動きが物足りないと鞍上が判断したのでしょうか。ゴールを過ぎてコーナーの手前で肩ムチを入れると馬が嫌がりました。長距離戦前にこのチグハグな内容は割引材料です。あと1頭、取り上げるならコスモキュランダでしょうか。動きは力強いのですが、手前を替えるのが下手で、2週連続直線に向いたところから外に張りました。そのため評価はマイナスですが、調教コースは美浦Wの左回り。右回りはこなすかもしれません。

全頭評価

枠番 馬番 馬名 性齢 斤量 騎手 評価 1週前
11ピースワンデュック牡357.0柴田善B+B+
12ノーブルスカイ牡357.0池添BB-
23アスクカムオンモア牡357.0北村友C-
24ダノンデサイル牡357.0横山典B-A
35ハヤテノフクノスケ牡357.0岩田望BC
36ミスタージーティー牡357.0坂井BB+
47ビザンチンドリーム牡357.0シュタルケBB
48ウエストナウ牡357.0西村淳CB-
59コスモキュランダ牡357.0MデムーロB-B-
510メイショウタバル牡357.0浜中BB
611ショウナンラプンタ牡357.0鮫島駿B-C
612シュバルツクーゲル牡357.0松山B-C
713アーバンシック牡357.0ルメールB-B
714メリオーレム牡357.0藤岡BA
715エコロヴァルツ牡357.0岩田康BB
816ヘデントール牡357.0戸崎圭B-B-
817アドマイヤテラ牡357.0武豊BB-
818アレグロブリランテ牡357.0横山和CB-

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