本記事は、2023年11月18日に東京競馬場芝1800mで開催される2歳馬齢 G2競走「東スポ杯2歳ステークス」(東スポ杯2歳S)の追い切り評価です。
A評価
ショウナンラプンタは2歳馬の坂路としては出色の動きです。機敏な脚元で前後の連動性高く、動きも左右のぶれが一切なく背中が安定しています。跳びは大きく距離延びるとより良くなりそう。まだ線は細いですが高野先生に鍛えてもらって幅が出てくればクラシック候補になっても不思議ではありません。人気はなさそうですが、将来性も見込んで最上位評価します。
B+評価
サークルオブジョイは集中力高く体の軸がぶれません。直線で徐々に加速していく動きにはなめらかさがあり、体も引き締まっています。
その他注目馬
ミカエルパシャの口の周りでチラチラしているのは舌でなく紐のように見えます。若干重めな印象ですがそのぶんパワフルで、着地と蹴りの力強さという点ではナンバーワンです。
ガイアメンテは直線で手前を戻したりコーナーをちょこまかとした動きで回るなど、まだ子どもで体もゆるめではありますが、やわらかで動きそのものは良いです。
ファーヴェントは並びかけて力むと右前肢を内に蹴りバタバタとしますが、抜け出してリラックスした動きは伸びやかです。精神的に余裕を持ったレース運びをできれば上位でしょう。
シュトラウスは動きは硬めで手前を替えなかった点も気になります。実績上位で体は絞れたように見えますが、追い切りからは強調できません。
全頭評価
枠番 |
馬番 |
馬名 |
性齢 |
斤量 |
騎手 |
評価 |
1 | 1 | シュバルツクーゲル | 牡2 | 56.0 | 西村 淳也 | C |
2 | 2 | サークルオブジョイ | 牡2 | 56.0 | 北村 友一 | B+ |
3 | 3 | ファーヴェント | 牡2 | 56.0 | 横山 武史 | B |
4 | 4 | ミカエルパシャ | 牡2 | 56.0 | 松山 弘平 | B |
5 | 5 | ショウナンラプンタ | 牡2 | 56.0 | 鮫島 克駿 | A |
6 | 6 | ガイアメンテ | 牡2 | 56.0 | T.マーカンド | B |
7 | 7 | シュトラウス | 牡2 | 56.0 | J.モレイラ | B- |
7 | 8 | シャンパンマーク | 牡2 | 56.0 | 戸崎 圭太 | B- |
8 | 9 | フォルラニーニ | 牡2 | 56.0 | C.ルメール | B- |
8 | 10 | テリオスルル | 牝2 | 55.0 | 三浦 皇成 | C |