G1:宝塚記念 追い切り評価~2023年6月25日開催

2023年6月23日金曜日

本記事は、2023年6月25日に阪神競馬場芝2200mで開催される3歳上定量 G1競走「宝塚記念」の追い切り評価です。

A評価

スルーセブンシーズは体に幅が出てまるで牡馬のよう。前走時も良かったのですが、それ以上に成長して以前とは別馬です。テンションは高めですが四肢の可動域は十分でパワフルな動き。それでいてキレもあり、2週連続のA評価です。ジャスティンパレスは1週前は追いに追って先着したものの手応えは一息でした。しかし、それでガスが抜けたのか今週は一変。持ったまま追う相手を完封し、動きもなめらかでした。好仕上がりです。

B+評価

ディープボンドは1週前は馬の多い時間帯のCW追い。関係ない馬に並びかけるほどの勝負根性を見せていて活気十分でした。今週は単走でさらりと。活気は保てており、直線で一瞬ふわっとしましたがすぐに戻り、最後まで適度な気合を保って大きなストライドで駆けられました。1倍台前半の単勝人気になりそうなイクイノックスは1週前口を若干開けて走っていましたが、今週は改善されていました。やや尾に力が入っていますが走りは万全で、能力を出せる仕上がりでしょう。栗東滞在で調教師が関与せずスタッフだけで仕上げていればより好感なので、そうした情報も探してみるとより楽しめるかもしれません。

その他注目馬

B評価組から4頭取り上げます。ボッケリーニは気性の悪いところをふんだんに見せますが、その荒々しさが力強さにつながっているところがあります。中盤からはテンションと走りのバランスが取れて活気十分な登坂を見せてくれたため、当日のテンションが高すぎるとさすがに難しいでしょうが、やや高いくらいでちょうどいいかもしれません。ドゥラエレーデは1週前は全く見栄えしませんでしたが、単走の今週は素軽い動き。CWの外目でコーナーに入り、直線ははるか前に併せ馬が居たため真ん中外目を選択。まっすぐに伸びてその併せ馬をとらえそうな手ごたえでした。体もすかっと見せています。ユニコーンライオンは今週の調教が良いです。相手に待ってもらいましたが、終い突き抜けた脚があり、集中して気合乗り良く動けています。ブレークアップは派手さはありませんが前後左右のバランスが良く連動性の高い流麗なフォームで駆けられています。

全頭評価

枠番 馬番 馬名 性齢 斤量 騎手 評価 1週前
11ライラック牝456.0M.デムーロB-B-
12カラテ牡758.0菅原明良B-B-
23ダノンザキッド牡558.0北村友一BC
24ボッケリーニ牡758.0浜中俊B-
35イクイノックス牡458.0C.ルメールB+B-
36スルーセブンシーズ牝556.0池添謙一AA
47プラダリア牡458.0菱田裕二C-
48ヴェラアズール牡658.0松山弘平CC
59ジャスティンパレス牡458.0鮫島克駿AB-
510ディープボンド牡658.0和田竜二B+B+
611ジェラルディーナ牝556.0武豊B-B-
612アスクビクターモア牡458.0横山武史B-C
713ジオグリフ牡458.0岩田望来B-C
714ブレークアップ牡558.0川田将雅B-
815ユニコーンライオン牡758.0坂井瑠星BB-
816モズベッロ牡758.0角田大河B-C-
817ドゥラエレーデ牡353.0幸英明BC

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