G1:ヴィクトリアマイル 追い切り評価~2023年5月14日開催

2023年5月12日金曜日

本記事は、2023年5月14日に東京競馬場芝1600mで開催される4歳上牝定量 G1競走「ヴィクトリアマイル」の追い切り評価です。

A評価

全く人気にならないでしょうが、ディヴィーナが最も良く見えました。首をなめらかに上下動させて体を大きく使い、四肢の可動域が広く着地と蹴りの弾力性も目を引きます。ソングラインは2週連続でW3頭併せの中から突き抜けました。体幹がしっかりして、四肢の回転軸が安定した美しいフォーム。毛ヅヤも馬体の張りも良好です。

B+評価

ソダシは1週前が微妙な内容。3歳オープンのユティタムに手ごたえ見劣り半馬身遅れました。ただ、ここでびしっと追ったことで変わってきました。今週は坂路で終いだけさらりと。雄大なフットワークを見せて動きもやわらか。仕上がりは良さそうです。

その他注目馬

1番人気が確実視されるスターズオンアースは1週前いつもより小さく見せる点が気になりました。とはいえ動きに問題はありません。今週は外から来られてからスイッチが入って抜かせず先着。いつもほどの迫力はなく、ここ目標に仕上げてきた印象はありませんが、この程度でも勝てるという自信はありそうです。ここは能力で。上位人気になりそうなスタニングローズは2週連続で坂路に入れましたが、前さばきがかなり硬いです。ただ、今週は1週前よりましにはなっていて、後脚の蹴りに伸びやかさが出てきました。前駆の硬さという欠点は後駆で補えていて、推進力も上に逃げておらず、まずまずくらいはあります。そのほか4頭取り上げます。ナミュールは1週前の坂路がしびれる手ごたえ。今週はフォームの安定性を確かめるような内容で、中盤からややスピードアップさせてフィニッシュする程度にとどめました。1週前良かったのでこれで十分でしょう。ただ、体は調教時点でやや細く見えるので輸送をクリアできれば。ロータスランドは1週前にCWで迫力のある動き。今週は坂路でバランスの良い走りを見せてくれました。ララクリスティーヌは1週前に激しく追う相手を終いだけ軽く促す程度で完封。今週は軽い内容で伸びやかに動けました。状態は良さそうです。サブライムアンセムは今週の気配面から面白そう。馬は走る気満々で、活気十分なところを単走でセーブしながらの4F追いでした。このテンションでレースに向かえれば一発あるかもしれません。

全頭評価

枠番 馬番 馬名 性齢 斤量 騎手 評価 1週前
11ロータスランド牝656.0横山典BB+
12スターズオンアース牝456.0ルメールBB
23サウンドビバーチェ牝456.0松山CB
24アンドヴァラナウト牝556.0吉田隼C-
35スタニングローズ牝456.0坂井BC
36ソングライン牝556.0戸崎圭AA
47イズジョーノキセキ牝656.0岩田康BB
48ララクリスティーヌ牝556.0菅原明BB
59クリノプレミアム牝656.0松岡B--
510サブライムアンセム牝456.0三浦BB-
611ナミュール牝456.0横山武BA
612ナムラクレア牝456.0浜中BB-
713ディヴィーナ牝556.0MデムーロA-
714ステラリア牝556.0団野B-C
815ルージュスティリア牝456.0川田C-
816ソダシ牝556.0レーンB+B-

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