G1：オークス 追い切り評価～2023年5月21日開催

本記事は、2023年5月21日に東京競馬場芝2400mで開催される3歳牝定量 G1競走「優駿牝馬」（オークス）の追い切り評価です。

A評価

1番人気が確実視されるリバティアイランドはきっちり仕上げてきています。1週前は動きが硬く単走で体をほぐすような内容で不安でしたが、今週は川田騎手が乗って完璧な内容。前に2頭を並べて2馬身ほど後ろで折り合い、内から持ったまま突き抜けました。ダイナミックな動きは目を引きます。

B+評価

ラヴェルは1週前にCWでストライドの大きな走り。この時点で動きという面ではほぼ仕上がっていたようで、今週は坂路で調整。1週前より体は引き締まって活気も出てきました。前走時でも状態は上がってきていましたが、今回はそれ以上です。ゴールデンハインドはいつも良く見せてくれる馬です。2週連続でWの併せ馬。1週前の3頭併せではいつもどおり先導役から力強く抜け出す好内容でしたが、今週は変えてきました。相手に前へ行かせてじっと脚をため、直線で交わす内容。控えても良い脚を使えることを証明しました。跳びの大きな走法で距離は合います。

その他注目馬

ミッキーゴージャスは1週前が圧巻。前に出てから爆発力のある動きで一気に相手を置き去りにしました。今週は並んでから折り合い重視で併入にとどめましたが、これで十分という判断でしょう。左右のバランスの良い走りで初の左回りも問題なさそうです。キタウイングは2週連続でW3頭併せの内。1週前はじわりと脚を伸ばして若干遅れましたが、今週は早めに前に出てアタマ差程度先着しました。ぴたりと折り合って良い気配で動けています。ハーパーは派手さはありませんが動きは伸びやかで肌艶も良いです。面白そうなのはドゥアイズ。2週連続で活気は目立ちました。2400メートルなのでパドックでうるさければ割引ですが、勝負根性はかなりのものがありそうです。

全頭評価

枠番	馬番	馬名	性齢	斤量	騎手	評価	1週前
1	1	ラヴェル	牝3	55.0	坂井 瑠星	B+	A
1	2	ライトクオンタム	牝3	55.0	田辺 裕信	C	B-
2	3	キタウイング	牝3	55.0	杉原 誠人	B	B
2	4	キミノナハマリア	牝3	55.0	三浦 皇成	B-	B
3	5	リバティアイランド	牝3	55.0	川田 将雅	A	B-
3	6	ゴールデンハインド	牝3	55.0	菅原 明良	B+	B+
4	7	ヒップホップソウル	牝3	55.0	津村 明秀	B-	C
4	8	レミージュ	牝3	55.0	荻野 極	C-	B-
5	9	コナコースト	牝3	55.0	Ｄ．レーン	C	B-
5	10	ソーダズリング	牝3	55.0	武 豊	B-	B
6	11	ミッキーゴージャス	牝3	55.0	戸崎 圭太	B	A
6	12	ハーパー	牝3	55.0	Ｃ．ルメール	B	B
7	13	ドゥーラ	牝3	55.0	斎藤 新	B	-
7	14	ペリファーニア	牝3	55.0	横山 武史	B-	B
7	15	エミュー	牝3	55.0	Ｍ．デムーロ	B-	B-
8	16	ドゥアイズ	牝3	55.0	吉田 隼人	B-	B
8	17	シンリョクカ	牝3	55.0	吉田 豊	B	B-
8	18	イングランドアイズ	牝3	55.0	横山 和生	B-	C