本記事は、2022年12月4日に中京競馬場ダ1800mで開催される「チャンピオンズカップ」(チャンピオンズC)の追い切り評価です。
A評価
シャマルを2週連続A評価しました。前脚の着地と蹴りはどちらも力強く、前からの推進力を得て後脚もきれいに真後ろに蹴れています。その連動性により、背中も安定しています。初距離の不安はあるようで、最近すべてが噛み合っていない川田騎手ですが、調教の動きはナンバーワンです。
グロリアムンディも良いです。2週連続でCW追い。1週前は若干重めのところに負荷をかけ、今週は単走でさらりと軽快に。体に適度な丸みがありリズム良く駆けられていて、レースに向けて万全の仕上がりです。
B+評価
ノットゥルノは1週前にCWで3頭併せの外。若干動きに重さはありましたがきっちり先着しました。今週は坂路でサンライズノヴァを子ども扱い。やわらかな動きを見せてくれました。
オーヴェルニュは不思議な動き。コーナーではバタバタとした動きでエレガントさはないのですが、十分な活気を感じます。ここまでは2週共通でしたがその後が違います。1週前は直線流した一方、今週は終いまでしっかり負荷をかけ、馬もそれにこたえて脚色を保ちました。1週前からすでに状態が良かったために、強め→弱めで本番へ行くより良いと判断したのだと考えられます。
その他注目馬
1番人気が確実視される
テーオーケインズは1週前にCW単走。外に併せ馬が居て、並びかけていかなかった点は気になりました。今週は馬の居ない時間帯に坂路単走です。テンションを上げたくないのでしょうが、負荷はそれほどかかっていません。レース間隔の問題もあり強くやらないという判断でしょうが、GI前にしては軽すぎる印象はあります。ただ、体は十分に仕上がっているので、あとは上位の能力で勝てるかどうかでしょう。2番人気になりそうな
クラウンプライドはいまいちでした。1週前は中盤まですごい迫力で、そこまでならA評価でしたが終い差されて遅れ。評価はBにとどめました。今週は先着したものの追ったほど伸びない印象です。そのほか気になったのは2頭。
スマッシングハーツは頭は高いのですが体幹がしっかりしていてフォームも走路もぶれません。
レッドソルダードは2週連続でポリトラック追い。ポリトラックはだれでも動くので見た目より割引は必要になりますが、トモの張りは十分で力強さが目立つため、B評価組の中では上位と見たいです。
全頭評価
枠番 |
馬番 |
馬名 |
性齢 |
斤量 |
騎手 |
評価 |
1週前 |
1 | 1 | グロリアムンディ | 牡4 | 57.0 | ムーア | A | B+ |
1 | 2 | サンライズホープ | 牡5 | 57.0 | 幸 | B- | B- |
2 | 3 | ハピ | 牡3 | 56.0 | 横山典 | B | C |
2 | 4 | スマッシングハーツ | 牡6 | 57.0 | 鮫島駿 | B | B |
3 | 5 | ジュンライトボルト | 牡5 | 57.0 | 石川 | C | B- |
3 | 6 | レッドガラン | 牡7 | 57.0 | 斎藤 | B | C |
4 | 7 | オーヴェルニュ | 牡6 | 57.0 | ルメール | B+ | B |
4 | 8 | サンライズノヴァ | 牡8 | 57.0 | 松若 | B- | - |
5 | 9 | ノットゥルノ | 牡3 | 56.0 | 武豊 | B+ | B+ |
5 | 10 | クラウンプライド | 牡3 | 56.0 | 福永 | B- | B |
6 | 11 | バーデンヴァイラー | 牡4 | 57.0 | レーン | B | B- |
6 | 12 | テーオーケインズ | 牡5 | 57.0 | 松山 | B | B |
7 | 13 | シャマル | 牡4 | 57.0 | 川田 | A | A |
7 | 14 | タガノビューティー | 牡5 | 57.0 | 石橋脩 | B- | - |
8 | 15 | サクラアリュール | 牡7 | 57.0 | 酒井 | B- | B |
8 | 16 | レッドソルダード | セ4 | 57.0 | 丸山 | B | B |