本記事は、2022年6月5日に東京競馬場芝1600mで開催される「安田記念」の追い切り評価です。
A評価
ダノンザキッドは軽い内容ですが、バランスの良さは白眉です。体の向きはまっすぐで、ぶれのないフォーム。筋肉もやわらかそうに見え、状態はかなり良さそうです。
ソングラインは前走時もAをつけましたが、首と前脚の連動性が前走時と比べてさらに良くなっています。肩もやわらかで前腕の力みもありません。
B+評価
イルーシヴパンサーは3馬身ほど前に2頭を並べて直線鋭く追走。ゴール過ぎあたりでとらえました。発汗は多めですが、1週前も良かったですしこれで十分でしょう。評価を1つ下げたのは、エンジンのかかりが若干遅かったためです。
ヴァンドギャルドは楽な手ごたえでゆったりやわらかに動けていて、前後の連動性も高くB+評価圏内です。
その他注目馬
1番人気になりそうな
シュネルマイスターは舌出していて動きもこぢんまりと見え、このメンバーに入ると良くは見えません。ビシッとは追いましたが、鞍上は手綱を短く持ってある程度セーブした内容ではあります。
セリフォスは鳴尾記念出走のカイザーバローズを子ども扱い。内から楽に伸びて半馬身先着しました。口元の泡は気になりますが、動きは問題ありません。
ダイアトニックは今週は軽い内容。1週前良かったのでこれで十分でしょう。函館記念以来の芝になる
カフェファラオはきれいな映像がありませんでした。頭の高い走りはいつもどおりで、スピード感は十分に感じられます。映像が悪いほどスピードは出てるように見えがちですが、動きは上位だと判断します。
全頭評価
枠番 |
馬番 |
馬名 |
性齢 |
斤量 |
騎手 |
評価 |
1週前 |
1 | 1 | カフェファラオ | 牡5 | 58.0 | 福永 祐一 | B | - |
1 | 2 | ヴァンドギャルド | 牡6 | 58.0 | 岩田 望来 | B+ | B |
2 | 3 | ロータスランド | 牝5 | 56.0 | M.デムーロ | B | B |
2 | 4 | ダノンザキッド | 牡4 | 58.0 | 川田 将雅 | A | B |
3 | 5 | ホウオウアマゾン | 牡4 | 58.0 | 坂井 瑠星 | B- | C |
3 | 6 | カラテ | 牡6 | 58.0 | 菅原 明良 | B- | B- |
4 | 7 | ファインルージュ | 牝4 | 56.0 | 武 豊 | B- | C |
4 | 8 | イルーシヴパンサー | 牡4 | 58.0 | 田辺 裕信 | B+ | A |
5 | 9 | シュネルマイスター | 牡4 | 58.0 | C.ルメール | B- | B |
5 | 10 | エアロロノア | 牡5 | 58.0 | 幸 英明 | B | B- |
6 | 11 | カテドラル | 牡6 | 58.0 | 戸崎 圭太 | C | C |
6 | 12 | ダイアトニック | 牡7 | 58.0 | 岩田 康誠 | B | B+ |
7 | 13 | ソングライン | 牝4 | 56.0 | 池添 謙一 | A | - |
7 | 14 | ソウルラッシュ | 牡4 | 58.0 | 浜中 俊 | B- | B |
7 | 15 | セリフォス | 牡3 | 54.0 | 藤岡 佑介 | B | B |
8 | 16 | レシステンシア | 牝5 | 56.0 | 横山 武史 | B | - |
8 | 17 | サリオス | 牡5 | 58.0 | D.レーン | C | B |
8 | 18 | ナランフレグ | 牡6 | 58.0 | 丸田 恭介 | B | B- |