本記事は、2022年6月12日に函館競馬場芝1200mで開催される「函館スプリントステークス」(函館SS)の追い切り評価です。
A評価
プルパレイを比較上位でA評価します。外を通って先導役を務め、直線では内外差で一旦相手が前に出ました。ただ、そこから差し返して先着しており、自分のメニューをきっちりこなせる状態の良さがうかがえます。
B+評価
シゲルピンクルビーは楽な内容ですがリズム良く気分良さそうに駆けられています。相手を問題にせず、大きく先着しました。
ライトオンキューはダート追いですが首を使って活気十分。前脚は伸びやかで後脚の力強さも上位です。トモは若干ゆるめですが、これで引き締まってきそうです。
その他注目馬
人気が予想される
ナムラクレアは、古馬の中に入ると華奢で洋芝が合うかどうかは微妙です。とはいえ斤量は50キロですし、それほど良く見えない馬が多い中、中位評価はあります。
ファーストフォリオは舌を出しましたが、相手に食い下がって行く勝負根性は十分です。
ボンセルヴィーソは首の動きと四肢の動きに若干のぶれはありますが、適度な活気はあります。出資馬の
ジュビリーヘッドは良く見えました。デビュー戦の騎手選択には絶望し、教育上いまいちよろしくない勝ち方ではありますが、馬の能力の高さで勝ち上がりました。その後足踏みはありましたが、その結果、横山和生騎手という優れたパートナーを得ることができました。今回は早めの函館入りから芝コースで追い切り。贔屓目はもちろん入りますが、楽にバランス良く、やわらかに動けています。今回はクラス上がりの重賞挑戦で人気はあまりないかもしれませんが、大いに期待しています。
全頭評価
枠番 |
馬番 |
馬名 |
性齢 |
斤量 |
騎手 |
評価 |
1 | 1 | プルパレイ | 牡3 | 52.0 | M.デムーロ | A |
1 | 2 | キャプテンドレイク | 牡5 | 56.0 | 藤岡 康太 | C |
2 | 3 | ライトオンキュー | 牡7 | 58.0 | 古川 吉洋 | B+ |
2 | 4 | キルロード | セ7 | 57.0 | 菊沢 一樹 | B- |
3 | 5 | タイセイアベニール | 牡7 | 56.0 | 鮫島 克駿 | - |
3 | 6 | シゲルピンクルビー | 牝4 | 54.0 | 和田 竜二 | B+ |
4 | 7 | ナムラクレア | 牝3 | 50.0 | 浜中 俊 | B |
4 | 8 | ヴェントヴォーチェ | 牡5 | 56.0 | 西村 淳也 | B- |
5 | 9 | ボンセルヴィーソ | 牡8 | 56.0 | 池添 謙一 | B |
5 | 10 | ペプチドバンブー | 牡7 | 56.0 | 松田 大作 | C |
6 | 11 | ジュビリーヘッド | 牡5 | 56.0 | 横山 和生 | D |
6 | 12 | ファーストフォリオ | 牝5 | 54.0 | 武 豊 | B |
7 | 13 | ビアンフェ | セ5 | 57.0 | 藤岡 佑介 | C |
7 | 14 | ローレルアイリス | 牝5 | 54.0 | 川又 賢治 | B |
8 | 15 | ダイメイフジ | 牡8 | 57.0 | 菱田 裕二 | B |
8 | 16 | レイハリア | 牝4 | 54.0 | 松岡 正海 | B- |