GI:日本ダービー 追い切り評価~2022年5月29日開催

2022年5月27日金曜日

本記事は、2022年5月29日に東京競馬場芝2400mで開催される「東京優駿」(日本ダービー)の追い切り評価です。

A評価

1週前はみなさん良く見えたのですが、本追い切りで目立つ馬は居ませんでした。全馬Bをつけてもいいくらいですが、それでは面白くないので強弱をつけました。1週前に仕上げていると見ていいかもしれません。A評価はジャスティンパレスにします。大きなフットワークで動けていて、僅差ですが今週の動きは最上位です。左右の相手にアタマ差のリードを保った内容も好感しました。

B+評価

B評価組とわずかな差ですが、2頭を上位評価します。アスクワイルドモアは跳びが大きくバランスの良い走り。体もふっくら見せています。前半トモが流れ気味だった点は気になりますが、中盤からは集中力を保ってしっかりと動けました。オニャンコポンはいつも良く見せてくれる馬です。トモの力強さが出てきた一方、前走、前々走と比べて少し重くは感じますが、今回も及第点以上の動きです。3頭併せの中でセーブした内容で、内外の相手にアタマ差程度のリードを守りました。

その他注目馬

人気は割れそうです。皐月賞馬ジオグリフはいつもどおりの頭の高い走り。古馬1勝クラスを相手に終い手ごたえ見劣り、追い切りからは強調できません。ただ、いつも良く見せない馬なので、能力で。同2着イクイノックスはコーナーでもたついた点が気になりました。ただ、終いにかけて徐々にシャープな動きになってきたため追い切りは中位評価です。ダノンベルーガは1週前の動きを見たときに“1強”とすら感じましたが、今回は強調できません。1馬身リードして4コーナーを回り、徐々に差を詰められると、ゴール地点では若干リードしていたものの併入する結果に。ゴール後の脚色も相手の方が上でした。相手のためにやったような内容で、この追い切りで馬に何を求めたのか意味がわかりません。発汗も目立ちます。動きは悪くないのですが、意味不明な内容から評価は下げます。ドウデュースはポリトラック追い。B評価組の中でも上位のキビキビとした動きですが、マイラーの走りではあり、ポリトラック追いと距離の不安からプラス評価はしませんでした。ホープフルSを勝ったキラーアビリティは、促した割に伸びない印象です。ただ、走りのバランスは良く、体もすかっと見せていて状態は良さそうです。そのほかB評価組から2頭取り上げます。マテンロウオリオンはもう少し首を使えるようになればより迫力が出てきそうです。この一追いで引き締まってきそうな体も上位。ダイワメジャー産駒で距離は不安かもしれませんが、前脚が伸びやかな走法から何とかなると見たいです。デシエルトは、動きのやわらかさが際立ちます。前脚が着地後内向する傾向にあり、左前肢に顕著です。そのため前脚の着地ポイントにぶれがあるのですが、ダート経験が生きて荒れたラチ沿いまっすぐに走ることができれば、一発あるかもしれません。

全頭評価

枠番 馬番 馬名 性齢 斤量 騎手 評価 1週前
11アスクワイルドモア牡357.0岩田望B+-
12セイウンハーデス牡357.0B--
23アスクビクターモア牡357.0田辺BB+
24マテンロウレオ牡357.0横山和B-B-
35ピースオブエイト牡357.0藤岡佑BB
36プラダリア牡357.0池添BC
47オニャンコポン牡357.0菅原明B+B
48ビーアストニッシド牡357.0和田竜B-C
59ジャスティンパレス牡357.0MデムーロAB
510マテンロウオリオン牡357.0横山典BD
611ジャスティンロック牡357.0松山B-
612ダノンベルーガ牡357.0川田B-A
713ドウデュース牡357.0武豊BB
714デシエルト牡357.0岩田康BB
715ジオグリフ牡357.0福永B-B+
816キラーアビリティ牡357.0横山武BB-
817ロードレゼル牡357.0レーンB-B-
818イクイノックス牡357.0ルメールBB-

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