G1:ジャパンC 追い切り評価~2021年11月28日開催

2021年11月26日金曜日

本記事は、2021年11月28日に東京競馬場芝2400mで開催される「ジャパンカップ」(G1)の追い切り評価です。出走馬は18頭。レースは3歳上定量戦です。

A評価

断然の1番人気が予想されるコントレイルをA評価しました。三冠を獲ったころに比べると硬さはあるのですが、そのぶん後脚の蹴りが力強く、背中も安定しています。成長に伴って動きは変わり、欠点も出てきてしまう一方、美点ももちろんあります。そうして出てきた良さをレースで生かせない馬も多いのですが、大丈夫だと見たいです。ディープインパクト後継種牡馬の1番手になる馬が、ラストランに向けてきれいに仕上げてきた印象です。まずは、無事に。そして存分に能力を発揮してほしいです。

B+評価

次点はオーソリティ。気合乗りが良く、後脚の蹴りはスムースで、楽に動けています。もう1頭、グランドグローリーをB+評価しました。日本馬はみなさんプラス評価するほど良く見えず、外国馬は全馬白井ダート追いで比較が難しいところはありますが、外国馬で最も良く見えたのがこの馬でした。毛刈りしているため見た目はいまいちぱっとしませんが、動きはなめらかで体も適度にふっくら見せています。  

その他注目馬

外国馬からコメントします。ジャパンとブルームは併せ馬。ブルームが先導する形で内を回り、そのクビ差後ろをジャパンが折り合って駆けていく内容でした。どちらも馬なりの軽い内容ですが、欧州はこのような調教が多く、日本でソフト仕上げと言われているより相当に軽い内容になります。ブルームは後脚の動きが若干左右アンバランスな印象で、ジャパンの方が良く見えました。1週前A評価のシャフリヤールはアタマ差遅れましたがそれほど追っておらず、折り合いがついたと見て良いかもしれません。線はまだ細くこれからさらに成長しそうな体ですが、1週前の動きは良く、これで十分でしょう。B評価組で気になったのはムイトオブリガードです。エンジンのかかりは遅いのですが、終いの伸びは力強く、かつスムースで、展開が向けば一発を期待できるかもしれません。  

全頭評価

枠番 馬番 馬名 性齢 斤量 騎手 評価 1週前
11ムイトオブリガード牡757.0柴田 善臣BB-
12コントレイル牡457.0福永 祐一AB
23ブルーム牡557.0R.ムーアB映像なし
24シャフリヤール牡355.0川田 将雅BA
35キセキ牡757.0和田 竜二CB
36グランドグローリー牝555.0C.デムーロB+映像なし
47オーソリティ牡457.0C.ルメールB+B+
48ウインドジャマーセ457.0北村 宏司B映像なし
59アリストテレス牡457.0横山 武史BB
510ロードマイウェイ牡557.0三浦 皇成B-映像なし
611シャドウディーヴァ牝555.0横山 典弘CB-
612サンレイポケット牡657.0鮫島 克駿B-C
713モズベッロ牡557.0池添 謙一B-映像なし
714ユーバーレーベン牝353.0M.デムーロB-C
715マカヒキ牡857.0藤岡 康太BB-
816ユーキャンスマイル牡657.0藤岡 佑介C映像なし
817ワグネリアン牡657.0戸崎 圭太C映像なし
818ジャパン牡557.0武 豊B映像なし

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