総評
最もよく見えたのはレイパパレなのですが贔屓目が入るため、A評価はカレンブーケドールにつけました。コーナーで少し行きすぎましたが1完歩で踏ん張って坂を向き、パワフルに登坂。前後の連動性は高く、前からの推進力も得られています。次点はクロノジェネシス。評価はBにとどめましたが、内で先行して押し切る内容。2週前よりやわらかさが出てきました。体はまだ太く見えますが、これから絞ってくるのでしょう。もう1頭のB評価はキセキ。軽く促しながら好タイムを出してきました。ただ、全盛期は栗東CWの外をパワフルに駆け抜けていたのに対し、そのような迫力はなく素軽い印象が強くなりました。
前走大阪杯2着にがんばったモズベッロは、発汗きつく力んだ走り。評価は高くつけにくくマイナスとしましたが、前走時も似たような動きをしていました。後継ラップを刻めた点で前走時より良いと見ることもできます。
レイパパレは出資馬なので評価はDにしています。前半少し行きたがるところは見られましたが抑えは効いていて、終いの伸びは見ごたえがありました。タイムはいまいちぱっとしませんが気にしなくても良さそうです。1点気になったのは、いつも乗っていただいている助手さんが軽そうに見えること。レイパパレがパワーアップしたと好意的に見てしまいそうになりますが、天神乗りの時間が短かったためかもしれません。そのため、前走の1週前時ほどの負荷はかかっていない印象です。今回斤量は56キロになりますが、がんばってくれるはずです。
なお、メロディーレーンは残念ながら映像なしです。
評価
馬名 | 斤量 | 1週前評価 |
---|---|---|
アリストテレス | 58.0 | B- |
カレンブーケドール | 56.0 | A |
キセキ | 58.0 | B |
クロノジェネシス | 56.0 | B |
シロニイ | 58.0 | C |
ミスマンマミーア | 56.0 | C |
モズベッロ | 58.0 | B- |
レイパパレ | 56.0 | D |
ワイプティアーズ | 58.0 | B- |