【枠順確定】フェアリーステークス(GIII)追い切り評価最終版-2018年1月7日中山芝1600別定

2018年1月5日金曜日

1枠1番 サヤカチャン 牝3 54.0 松岡【B】

栗東CW単走。馬の多い時間帯に、馬場の内目をカーブし、そこから馬場の真ん中外目に持ち出して外の併せ馬、内の単走の間に突っ込む形。4頭併せの内から2頭目で1馬身半差追走したことになる。ただ、そこから内の1頭が外に出たのでこの馬は最内へ。伸びた相手(元々内に居た馬)を目標に強いステッキを入れて追走し、半馬身差まで詰め寄った。動きの強調材料は乏しいが、追って迫力はあり、相手に馬体合わせていく勝負根性も見られた。

1枠2番 デュッセルドルフ 牝3 54.0 田辺【B-】

美浦W3頭併せの外。馬場の真ん中内目を通り、直線は外のこの馬を中、内が1馬身差ずつ追走する形に。追って交わされ中、内が併入。この馬は半馬身遅れた。四肢の可動域は十分にあり、首の角度も良いのだが印象はいまいち。

2枠3番 ハトホル 牝3 54.0 吉田隼【B】

美浦W3頭併せの内。馬場の真ん中外目を通り、直線は並ぶ2頭を半馬身差追走。並んで折り合い、軽い合図から追うとすっと伸び、2馬身半程度先着した。肩がやわらかく前脚がきれいに伸びる。一方、首の使い方は下手で頭は高め。ゴール後に1完歩だけ頭を下げた好フォームになった。

2枠4番 アントルシャ 牝3 54.0 津村【B-】

栗東坂路併せ。相手と馬体を合わせに行かず、離れる。そのせいでふらふらしているように見えるのだが、単に怖がりなのだろう。脚元はまずまずしっかり蹴れており、半馬身先着したが、勝負根性をどう見るか。

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3枠5番 ライレローズ 牝3 54.0 北村宏【B-】

馬場の外目を通り、直線はクビ差追走。じわりと伸ばして併入した。前膝を上げて垂直に近く前脚を着地させるフォームのため見栄えはしないが、可動域はそれなりにある。動きは少し硬い。

3枠6番 ジョブックコメン 牝3 54.0 藤田菜【B】

美浦W単走。馬場の真ん中外目を通って直線へ。頭を低く保ちながら首を上手に使い、前脚ときれいに連動した動き。尾もきれいに流れている。少し非力だがバランスは良い。

4枠7番 トロワゼトワル 牝3 54.0 福永【A】

栗東CW併せの内。馬場の外側を深く入り、目の前を行かせた相手を直線2馬身差追走。並んで折り合いじわりと抜け出して半馬身差でゴールした。直線で左手前、並んでペースダウンするときに右手前、抜け出すときに左手前と何度か替えた。馬が考えてやったようで、賢い馬なのだろう。馬体の張りは良く、フォームも安定している。高評価したい。

4枠8番 グランドピルエット 牝3 54.0 勝浦【B+】

美浦W併せの外。馬場の外側を通り、直線は1馬身差追走。軽く促しながら1馬身先着した。前脚をスムースに回転させ、きれいな推進力を得て前へ進めている。お腹周りが少し細いかもしれないが、ぐっと気合いも乗っており状態は良さそう。

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5枠9番 レネット 牝3 54.0 三浦【A】

美浦W併せの内。馬場の外側を通り、直線は1馬身差追走。雰囲気良く抜け出し、そのまま突き放せそうな手ごたえだったが、そこで行かせずじっとリードを守ってクビ差先着した。クビの角度は良く、気配も良好。内容も評価したい。

5枠10番 スカーレットカラー 牝3 54.0 太宰【A】

栗東CW単走。馬場の外側を通って直線へ。集中力が極めて高い。ゴール後に減速するタイミングで手前を替えたことにも好感。馬体の張りは良く、脚元の弾力性もある。

6枠11番 シスル 牝3 54.0 大野【B】

美浦W単走。馬場の真ん中内目を通って直線へ。鞍上は軽く促した程度で、通ったコースは内としても、その割にタイムは出ている。脚の長い馬で、それを持て余すことなく楽に使えているのが良いところ。体はゆるめで、その割に負荷をかけておらず、ここでどうかはわからないが、気になる1頭ではある。

6枠12番 ジーナスイート 牝3 54.0 内田博【B+】

栗東坂路併せ。馬体を合わせて徐々に加速していく内容で半馬身先着した。左前肢はやわらかに着地できているが、右前肢は制動力の方が強く突っ張った着地になる。先に着地して制動力が効くためか、左手前で走っているときの方が動きのバランスが良くなる。後脚はきれいに蹴れている。体幹はしっかり。後脚もまっすぐに蹴れている。

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7枠13番 レッドベルローズ 牝3 54.0 蛯名【B】

美浦W併せの外。馬場の外側を深く入り、並走して直線へ。直線を向いたときに掛かってしまい、その後も頭は高いまま。脚元はしっかり動けているので低評価はしづらいが、気性面に疑問符。

7枠14番 プリモシーン 牝3 54.0 戸崎圭【B-】

美浦W3頭併せの中。馬場の真ん中内目を通り、直線は外と並んで内に1馬身差先行。軽く押して内と併入、外に半馬身先着した。頭は高く掛かったような走り方をする。四肢の可動域も及第点レベル。

8枠15番 フィルハーモニー 牝3 54.0 柴田大【B-】

美浦W併せの内。馬場の外側を通り、直線はクビ差追走。促したが差はそれほど詰まらず少し遅れて併入した。四肢の可動域は狭め。体幹はしっかりしている。

8枠16番 テトラドラクマ 牝3 54.0 石橋脩【B】

美浦坂路併せ。活気十分に1馬身先着した。持ったままで好タイムを計時した。脚元は少しバタバタした印象で、馬体は厚くダートの方が走りそうなイメージ。頭も高めでフォームの見栄えはしないが、迫力は評価したい。

参考ステップレースの結果

アルテミスS
http://jp-horse-breaking.blogspot.jp/2017/11/ArtemisStakesR.html

阪神JF
http://jp-horse-breaking.blogspot.jp/2017/12/HanshinJuvenileFilliesR.html

新潟2歳S
http://jp-horse-breaking.blogspot.jp/2017/08/NiigataNisaiStakesR.html

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