ラジオNIKKEI賞の反省と全着順-2017年7月2日のレース

2017年7月5日水曜日

着順馬番馬名性齢斤量タイム評価人気
111セダブリランテス牡3541:46.6A2
27ウインガナドル牡3531:46.6B+8
31ロードリベラル牡3531:46.7B+9
412クリアザトラック牡3561:47.1B3
54マイネルスフェーン牡3561:47.3B-6
66サトノクロニクル牡3571:47.3B1
79バルベーラ牝3511:47.4B10
88ビービーガウディ牡3531:47.6B-7
92グランドボヌール牡3501:47.8-12
1010マイブルーヘブン牡3511:47.8-11
115ライジングリーズン牝3551:48.0B5
123ニシノアップルパイ牡3541:48.2B+4


総評
A評価1頭、B+評価3頭。A→B+→B+で決まり、3連単は15万6510円もついた。というわけで、ニシノアップルパイが最下位だったことは置いておき、自画自賛します。たまにはこんなこともあります。





パドック
セダブリランテスが勝つだろうと見ていたら、やはりパドックでも最も良く見えた。2番人気は予想外の高評価だったが、記者の皆さんもあの追い切りを見て印を打つわけで、仕方がないのだろう。追い切り高評価組では、ロードリベラルの馬格がなく、残念ながらパドックでは良く見えなかった。
ポイント
そろったスタートからウインガナドルの逃げ。ニシノアップルパイが2番手につける。セダブリランテスはその後ろ。1~2コーナーは3頭分外を回る展開になった。ロードリベラルは最後方から。隊列は崩れず、向こう正面でも位置関係を含めてそのまま。3コーナーで馬群は詰まり、大外を通ったロードリベラルが中団まで差してきている。ニシノアップルパイは一杯に。逃げるウインガナドルをセダブリランテスが交わしてそのままゴール。ロードリベラルは突き抜けそうな勢いだったが、最後は脚色が一緒になってしまった。





分析
勝ち時計の1:46.6は、まずまず。46秒台を出せれば十分で、2015年アンビシャスとは0.2差。セダブリランテスは先行して押し切った強い内容。前半1000メートル59.5秒のラップはある程度流れており、このメンバーでは着差以上に抜けている印象だ。ただ、メンバーはそこまで強くはなく、菊花賞の有力馬の1頭にはなったものの、1番人気候補になるために、夏にはさらなる成長が期待される。逃げて食い下がったウインガナドルもよくがんばったが、最内の経済コースを取りきってのもので、今回の2着は先手を取って進めた津村騎手の腕によるところも大きかった。3着のロードリベラルは小さい馬だが大外を回して鋭く伸びてきた。終い脚色は一緒になってしまったとはいえ差し届いたのはこの馬だけ。今後も注意したい。

評価詳細へ
https://jp-horse-breaking.blogspot.jp/2017/06/RadioNikkeiSho.html

※以下、他サイトに提供した記事を再掲します。

■評価一覧

先週に引き続き、今週も水曜は雨模様で馬場は悪いです。そんな中、ゼダブリランテスがすばらしい動きを見せてくれました。穴馬ピックアップの方で詳報します。

■人気馬の追い切り

57キロを背負っても、サトノクロニクルが1番人気になりそうです。京都新聞杯の2着馬。日本ダービーには出られませんでしたが、白百合Sを勝っての参戦です。この馬は、450キロ台にしては体を大きく見せてやわらかに動きます。今回の追い切りでもそれを感じることはできましたが、日本ダービー登録時の追い切りより動きは落ちる印象です。栗東からの長距離輸送もありますし、少し疑ってみてもいいかもしれません。

2番人気以降はクリアザトラック、マイネルスフェーン、ライジングリーズンあたりでしょうか。それぞれ、重賞で結果を残した実績馬です。今回の追い切りでは、マイネルスフェーンがB-評価。クリアザトラックとライジングリーズンはB評価としています。

これらの3頭はプラス評価をするほどの動きではなかったのですが、どれか1頭選ぶのならライジングリーズンです。ただ、牝馬の55キロは実質的にサトノクロニクルと同ハンデ。デビュー以来マイルしか使ったことがなく、差しの脚質も小回り福島に向くのかどうか疑問ではあります。






■穴馬ピックアップ

水曜追いのプラス評価は4頭。すべて人気薄です。A評価がセダブリランテス、B+評価はウインガナドル、ニシノアップルパイ、ロードリベラルです。中でも動きのすばらしかったセダブリランテスの内容を詳報します。

セダブリランテス 54.0 【A】
美浦W併せの内。馬場の外目を通り、直線は2馬身差追走。鋭く伸びて一瞬で相手を交わし、ゴール地点で1馬身先着。その後突き抜けた。四肢の可動域は広く、首の角度も良い。文句のつけようのない動きだ。

カーブから首を上下動させてリズム良く動き、直線は2馬身差追走。鞍上がほんの少し手を動かす程度で促すと徐々に加速し、1馬身先着。その後大きく手を動かしながら追うと、一完歩の距離が明らかに伸び、ぐんと加速しました。滞空時間は長く、背中も安定しています。2戦2勝馬で底を見せておらず、もしかすると人気してしまうかもしれませんが、水曜追いの中では抜けた動きでした。

B+評価3頭の中からは、ロードリベラルに注目です。前走クリアザトラックに0.9差をつけられていますが、こちらは7カ月の休み明け。420キロ程度の小さな馬にしては、体幹がしっかりしており、前後のバランスの良い動きをします。きんもくせい特別を1:50.2で勝っており、成長分を考えるとタイムは詰められそうです。穴に考えてみると面白いかもしれません。

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