着順 | 馬番 | 馬名 | 性齢 | 斤量 | タイム | 評価 | 人気 |
---|---|---|---|---|---|---|---|
1 | 5 | アドマイヤリード | 牝4 | 55 | 1:33.9 | A | 6 |
2 | 10 | デンコウアンジュ | 牝4 | 55 | 1:34.1 | B- | 11 |
3 | 3 | ジュールポレール | 牝4 | 55 | 1:34.1 | B- | 7 |
4 | 2 | スマートレイアー | 牝7 | 55 | 1:34.1 | B | 4 |
5 | 4 | ソルヴェイグ | 牝4 | 55 | 1:34.2 | C | 9 |
6 | 8 | クイーンズリング | 牝5 | 55 | 1:34.3 | B+ | 5 |
7 | 11 | ミッキークイーン | 牝5 | 55 | 1:34.4 | B | 1 |
8 | 15 | フロンテアクイーン | 牝4 | 55 | 1:34.5 | B | 12 |
9 | 12 | ウキヨノカゼ | 牝7 | 55 | 1:34.5 | B | 8 |
10 | 7 | ルージュバック | 牝5 | 55 | 1:34.6 | B | 2 |
11 | 14 | レッツゴードンキ | 牝5 | 55 | 1:34.6 | B+ | 3 |
12 | 1 | アットザシーサイド | 牝4 | 55 | 1:34.6 | D | 13 |
13 | 6 | アスカビレン | 牝5 | 55 | 1:34.7 | B+ | 10 |
14 | 13 | ヒルノマテーラ | 牝6 | 55 | 1:34.9 | B | 17 |
15 | 16 | クリノラホール | 牝4 | 55 | 1:35.2 | C | 16 |
16 | 17 | リーサルウェポン | 牝6 | 55 | 1:36.2 | C | 15 |
17 | 9 | オートクレール | 牝6 | 55 | 1:41.7 | B | 14 |
総評
A評価1頭、B+評価3頭。さらに1週前にミッキークイーンをA評価、スマートレイヤーをB+評価しており、プラス評価は合計6頭。アドマイヤリードが2週連続A評価で、見事に1着。だが良かったのはそこまでで、2,3着がマイナス評価だった。
パドック
良く見えたのは4頭。アドマイヤリードはゼッケン下にうっすら発汗は見られたものの、体を大きく見せており可動域も十分。ウキヨノカゼがやわらか。レッツゴードンキが体幹しっかり。ヒルノマテーラが前さばきやわらかで面白そうだと感じた。次点はデンコウアンジュ。毛ヅヤが良く、可動域が十分だった。3着のジュールポレールは非力さを感じ、全く良く見えなかった。
ポイント
スタートはある程度そろい、ポンとソルヴェイグが先行。内が相当荒れているのか、ラチから5頭分くらいを開けて逃げる。アドマイヤリードは中団後ろから。カーブの後半に位置取りの勝負。ソルヴェイグはきれいに馬場の良いところを逃げ、スマートレイヤー、クイーンズリング、アドマイヤリード、レッツゴードンキ、アットザシーサイドは内の経済コースを選んだ。直線を向いたところで、先頭はスマートレイヤー。ソルヴェイグの進路へショートカットした形で併せ馬になる。内からクイーンズリングが伸びる。しかし坂の頂上でソルヴェイグが再び盛り返し先頭へ。その瞬間、後ろで脚をためていたアドマイヤリードが、ソルヴェイグとスマートレイヤーの間を割って出た。抜けたアドマイヤリードはそのまままっすぐにゴールへ。連れてソルヴェイグの前へ出たスマートレイヤーが粘る。しかし外からデンコウアンジュがゴール前に交わす。その内から伸びたジュールポレールが僅差の3着に入った。
分析
勝ち時計の1:33.9は、稍重馬場とはいえそこまで強調できない。前半3Fが35.6、1000メートルが1:00.1とスローで、差し脚勝負。さらにコース取りも明暗を分けた。馬の脚元への負担と距離をバランスするのは難しいはずで、掲示板に載った5頭はすべて人気以上の着順。それぞれの鞍上は十分な結果を出した。展開に左右される結果であり、アドマイヤリードが強かったという結論づけのしにくいレース。抜けた1番人気ミッキークイーンはパドックでも良く見えず、追い切りも前走時ほどではなかった。1.9倍はかぶりすぎだろう。今後注目できそうなのはソルヴェイグ。坂で差し返し、再び前に出た勝負根性は十分。今回は1200メートルを5戦した後のマイル。適距離でスムースに逃げれば勝ち負けになりそうな上に、慣れればこの距離でも何とかなりそうだ。
評価詳細へ
http://jp-horse-breaking.blogspot.jp/2017/05/VictoriaMile.html