着順 | 馬番 | 馬名 | 性齢 | 斤量 | タイム | 評価 | 人気 |
---|---|---|---|---|---|---|---|
1 | 10 | アドミラブル | 牡3 | 56 | 2:23.6 | A | 1 |
2 | 9 | ベストアプローチ | 牡3 | 56 | 2:24.0 | B | 4 |
3 | 6 | アドマイヤウイナー | 牡3 | 56 | 2:24.2 | B+ | 8 |
4 | 4 | ポポカテペトル | 牡3 | 56 | 2:24.2 | B | 3 |
5 | 2 | サーレンブラント | 牡3 | 56 | 2:24.5 | C | 10 |
6 | 5 | ダノンキングダム | 牡3 | 56 | 2:25.2 | B | 6 |
7 | 11 | トリコロールブルー | 牡3 | 56 | 2:25.5 | C | 2 |
8 | 12 | イブキ | 牡3 | 56 | 2:25.7 | B | 7 |
9 | 7 | マイネルスフェーン | 牡3 | 56 | 2:26.0 | B | 5 |
10 | 8 | タガノアシュラ | 牡3 | 56 | 2:26.1 | - | 9 |
11 | 1 | スズカロング | 牡3 | 56 | 2:26.5 | - | 11 |
12 | 3 | アグネスウイン | 牡3 | 56 | 2:27.0 | - | 12 |
総評
A評価1頭、B+評価1頭。A評価は抜けた1番人気アドミラブルで、人気どおり圧勝した、次点評価のアドマイヤウィナーが8番人気で3着と馬券圏内に入ってきた。個人的にはワイドで押さえたので損をしない程度の結果だったが、けっこう参考になったのではないだろうか。
パドック
アドミラブルが1頭目立っていた。パドックで大きかったのは2番人気のトリコロールブルーをばっさり切れたこと。さすがに-10キロであそこまで入れ込み、発汗していれば買えない。3番人気ポポカテペトルもゼッケン下に若干の発汗が見られたが、そこまで悪い雰囲気ではなかった。2着のベストアプローチはそこまで目立たなかった。なお、アドマイヤウイナーは、「後脚のまっすぐさ」と変な表現になってしまったが、まっすぐ後ろに蹴り出せているという意味でした。直飛という意味ではありません。文字数制限があるのでTwitterはなかなか難しいのでご容赦ください。
ポイント青葉賞、アドミラブルで決まりでしょう。少し入れ込んでいますが、馬体とやわらかさは群を抜いています。アドマイヤウィナーの後脚のまっすぐさが目立ちます。マイネルスフェーンは少し硬いですが体幹しっかり。イブキもまずまずです。2番人気トリコロールブルーは入れ込み発汗ひどいです。— jphb (@jphb_oikiri) 2017年4月29日
スタートでポンと出た馬はおらず、各馬ゆったりとポジション取りへ。アグネスウインが先頭で1コーナーに向かい、タガノアシュラは中途半端にクビ差で2番手。2コーナー手前でようやく交わしたため、1~2コーナーで1頭分コースロスをした。厳しい展開になったのは8枠2頭。中団が固まったため、外を回って大きなコースロスになった。アドミラブルは最後方から。向こう正面までじっとしており、3コーナーから進出を開始。4コーナーでは前を射程圏にとらえた。コースロスは大きかったが、馬の能力を信じたのだろう。実際に抜けていた。坂の手前で早くも先頭に立つと、あとは一人旅。ベストアプローチが迫るも差は詰まらず、坂を上りきってから余裕の手ごたえで突き放し、2馬身差の完勝だった。
分析
勝ち時計の2:23.6は、レースレコード。前半1000メートルが59.7のハイペースだったとはいえ、2004年ハイアーゲームの2:24.1を0.5更新した。なお、同レースは前半1000メートルが60.2と、ちょうど0.5違うのだが、最後方からレースを進め、3~4コーナーでコースロスをしながら上がり3F34.6でまとめ、しかも余裕を持った勝ちっぷりから、アドミラブルはダービーの最有力候補に躍り出たと見る。追い切りでは負荷をかけておらず、ダービーに向けてどう仕上げてくるか、楽しみだ。
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http://jp-horse-breaking.blogspot.jp/2017/04/AobaSho.html