着順 | 馬番 | 馬名 | 性齢 | 斤量 | タイム | 評価 | 人気 |
---|---|---|---|---|---|---|---|
1 | 10 | モルトベーネ | 牡5 | 56 | 1:49.9 | B | 3 |
2 | 4 | ロンドンタウン | 牡4 | 57 | 1:50.2 | A | 6 |
3 | 5 | ロワジャルダン | 牡6 | 56 | 1:50.2 | C | 8 |
4 | 11 | リーゼントロック | 牡6 | 56 | 1:50.2 | B- | 13 |
5 | 13 | アスカノロマン | 牡6 | 57 | 1:50.3 | B- | 4 |
6 | 8 | メイショウスミトモ | 牡6 | 56 | 1:50.4 | C | 12 |
7 | 12 | タガノエスプレッソ | 牡5 | 56 | 1:50.4 | B+ | 10 |
8 | 15 | タムロミラクル | 牡5 | 56 | 1:50.5 | B- | 9 |
9 | 6 | グレンツェント | 牡4 | 58 | 1:50.5 | B- | 1 |
10 | 9 | マイネルクロップ | 牡7 | 56 | 1:50.6 | B | 16 |
11 | 3 | ミツバ | 牡5 | 56 | 1:50.6 | B+ | 2 |
12 | 14 | ピットボス | 牡4 | 56 | 1:50.6 | B | 11 |
13 | 1 | マイネルバイカ | 牡8 | 56 | 1:50.6 | - | 15 |
14 | 16 | ナムラアラシ | 牡4 | 56 | 1:50.7 | C | 7 |
15 | 7 | モンドクラッセ | 牡6 | 56 | 1:51.5 | B | 5 |
16 | 2 | ショウナンアポロン | 牡7 | 56 | 1:51.9 | B+ | 14 |
総評
A評価1頭、B+評価3頭。C評価のロワジャルダンが3着に来てしまったが、唯一A評価の8番人気ロンドンタウンが2着。1着はB評価とはいえコメントでまずまず評価していたモルトベーネだったので、多少の参考にはなったかもしれない。
パドック
悪く見える馬の少ないパドックだった。Twitterに書いたとおりで、1番人気グレンツェントはいつもどおり良く見えない。追い切りが良く見えた組はパドックでも問題なし。モルトベーネはやわらかで悪くなかったが-6キロの割にゆるいかなという印象。ロワジャルダンは-12キロは良く、関係者コメントも本追い切りはさらりと流しただけというものだった。パドックでは可もなく不可もない印象だった。
ポイントアンタレスS、グレンツェントはいつも良く見せないのですが、今回も気合い不足に見えます。ロンドンタウンが首を使って活気あり。タガノエスプレッソが体幹しっかり。ミツバは尾を振っていますが脚元力強いです。ショウナンアポロンも悪くありません。マイネルクロップが外をしっかり歩けています。— jphb (@jphb_oikiri) 2017年4月15日
タガノエスプレッソが大きく出遅れ。内からショウナンアポロン、モンドクラッセ、リーゼントロック、アスカノロマンの4頭が並んで1コーナーへ。コーナーワークでショウナンアポロンが前に出て、アスカノロマンは下げてロスを最小限にとどめたが、ロスはロスだ。この展開で最も得をしたのは、内からすっと経済コースを上がれたマイネルバイカ。モルトベーネも空いた内目で好位につけられた。ロワジャルダンは最内経済コースの3列目でじっとしている。隊列は変わらず、馬群が凝縮して大きく広がり4コーナーへ。モンドクラッセが抜けたところに、するするとモルトベーネが迫る。リーゼントロックがモンドクラッセに馬体を合わせて一緒に伸びようとするが、モンドクラッセの脚色が違う。リーゼントロックとアスカノロマンの叩き合いに内からロワジャルダンが交わして3着。4コーナー過ぎからエンジンをふかしていたロンドンタウンが最高のタイミングで追い出し、差して2着まで持ってきた。
分析
勝ち時計の1:49.9は、前年のアウォーディーと並ぶタイム。50秒を切れているのでまずまずの時計だ。展開の有利不利の大きいレースになったが、きれいに馬群をさばいてきたデムーロ騎手はさすがだ。ロンドンタウンは川田騎手と手が合うのだろう。これで川田騎手が乗ると3.2.0.0である。強さを見せたのはアスカノロマン。和田騎手の早めに下げた判断は被害を最小限にとどめるという意味で正しいと考えられるが、終始外を回さざるをえない展開に泣いた。上がり最速はタガノエスプレッソ。最後尾から7着まで来ており、次走は注目しておきたい。
評価詳細へ
http://jp-horse-breaking.blogspot.jp/2017/04/AntaresStakes.html