関西テレビ放送賞ローズステークスの反省と全着順-2016年9月18日のレース

2016年9月21日水曜日

1着【A:1人気】7番 シンハライト 1:46.7
2着【映像なし:11人気】1番 クロコスミア 1:46.7
3着【B:6人気】3番 カイザーバル 1:46.8
4着【B-:8人気】12番 デンコウアンジュ 1:47.1
5着【B:3人気】4番 アットザシーサイド 1:47.6
6着【B-:10人気】9番 フロムマイハート 1:47.7
7着【B:5人気】13番 アドマイヤリード 1:47.9
8着【A:4人気】5番 レッドアヴァンセ 1:47.9
9着【映像なし:12人気】11番 フォールインラブ 1:48.1
10着【B-:15人気】14番 クリノサンスーシ 1:48.1
11着【B+:2人気】6番 ジュエラー 1:48.3
12着【B+:14人気】10番 バレエダンサー 1:48.6
13着【映像なし:7人気】8番 クィーンズベスト 1:48.6
14着【B:9人気】15番 ラベンダーヴァレイ 1:49.2
15着【映像なし:13人気】2番 ヘイハチハピネス 1:50.5

A評価2頭、B+評価2頭。A評価の1番人気、シンハライトは1着に来たのだが、2着が映像のなかったクロコスミア。最内枠は良く、メンバー唯一の重馬場実績がある。とはいえ、それは函館の未勝利戦でのもの。さすがに狙いづらかった。



パドック。シンハライトで仕方ないかなというムード。外目を2人引きで踏み込み良し。適度に気合いも乗っている。+14キロも成長分と見てよさそうで、馬体は引き締まっている。2番人気ジュエラーは、うるささを内面に秘めたような不思議なパドックで、首の発汗が気になった。シンハライト以外で良く見えたのはアットザシーサイド。バランス良く、しっかりした歩様でシンメトリーに体を使えていた。デンコウアンジュの繋の返り方がまずまずに見えたことを除くと、クロコスミアとカイザーバルを含め、ほかの各馬は良くもなく悪くもなく。シンハライトが抜けていた。

レース。ある程度そろい、クィーンズベストが出負け。最内からクロコスミアが先頭に立つ。アットザシーサイドが2番手、バレエダンサーが3番手につける。ジュエラーは鞍上の指示は控えるものだったようだが、手綱を引っ張ってもなかなか折り合わず、4番手の位置取りそこから何とか先団後ろの内目まで下げた。シンハライトは中団後ろ。前半1000メートルは59.9。馬場を考えれば速いペースだ。ポジションは固まり、直線。最内でクロコスミアが後続を突き放す。ジュエラーは直線に入ったところで少しよれ、前にだれも居ない位置になったが伸びず。クロコスミアは脚色衰えず、そこに鋭く大外から襲いかかったシンハライトがゴール前ハナ差交わした。内を通って直線でも追いすがったカイザーバルが3着。



勝ち時計の1:46.7は、馬場を考えれば優秀。同じく重馬場で開催された2013年のデニムアンドルビーは1:47.7、2008年マイネレーツェルは1:47.3。2012年ジェンティルドンナはペースが異常に遅かったとはいえ、良馬場で1:46.8だった。シンハライトの上がり3Fは33.7と、重馬場とは思えないような好タイムだ。2番手タイが34.4のカイザーバルとデンコウアンジュだったことを考えても、抜けた時計。絶望的な位置から、先頭で上がり3F34.6で逃げるクロコスミアを差し切ってしまった。秋華賞の本命だろう。クロコスミアは、重馬場も味方したのだろうが、+14キロでも414キロと軽い馬。今回をフロックと見ない方が良さそうだ。大敗のジュエラーは、まともにレースをしていない。巻き返しに期待したい。

評価詳細へ
http://jp-horse-breaking.blogspot.com/2016/09/RoseStakes.html

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