2着【A:2人気】10番 ネロ 1:07.8
3着【B:9人気】11番 ラヴァーズポイント 1:07.8
4着【B-:11人気】4番 アースソニック 1:07.9
5着【B+:6人気】13番 スノードラゴン 1:07.9
6着【B:7人気】5番 レッドアリオン 1:08.0
7着【B:3人気】3番 ダンスディレクター 1:08.0
8着【B+:5人気】2番 エイシンブルズアイ 1:08.0
9着【B-:4人気】6番 ウリウリ 1:08.0
10着【B:8人気】8番 アットウィル 1:08.1
11着【B-:10人気】7番 ティーハーフ 1:08.1
12着【B+:12人気】12番 マイネルエテルネル 1:08.4
13着【B-:13人気】9番 メイショウライナー 1:08.5
A評価1頭、B+評価3頭。抜群の追い切りだったネロは2着。高松宮記念レコード勝ち、ビッグアーサーの能力の高さを再確認させられるレースになった。ビッグアーサーは追い切りできれいに動かないのにタイムは出す変な馬で、扱いが難しい。
パドック。ビッグアーサーは首をリズミカルに動かし、リラックスして歩けていた。さすがの風格だ。ネロは尾を振っていたが、毛ヅヤは良く馬体も美しい。ウリウリが最後尾を歩く買いサインだが、そこまで良くは見えず。穴っぽいところでは、アットウィルが良い、可動域は十分で、踏み込みもしっかりしていた。
レース。スタートは各馬すばらしく、横一線。1番人気ビッグアーサーが敢然とハナへ。外からスノードラゴンが並んで来るが、3コーナーで控え、ビッグアーサーの2馬身後ろの経済コースを通る。さすがに川田騎手は上手い。短距離線にしては馬群は縦長に。前半3Fは33.1。そのまま逃げ込みを図るビッグアーサーを目標に各馬追うが、差は縮まらない。最後は少し脚色が鈍ったものの、十分なリードで逃げ切った。2着には差したネロ、3着は3番手につけていたラヴァーズポイント。
勝ち時計の1:07.6はまずまず。7秒台を出していれば問題はなく、ビッグアーサーは自らペースを作って直線は内ラチから1頭分の間を開けて、まっすぐにゴールまで駆け抜けた。追い込み勢は不発で、掲示板に載ったのは中団より前につけていた馬だけだった。上がり3F33秒台中盤で駆けられたのは追い込み勢で、ビッグアーサーは34.5。前半3Fを33.1で飛ばしたのだからそれも当然で、リードは十分だった。最後よく差を詰めたネロは、これで3戦連続2着。追い切りはいつも動き、今回も抜群だった。ただ、ビッグアーサーと2キロの斤量差があり、本番のスプリンターズSで逆転もあるのではないか、と言い切れないところがもどかしい。
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http://jp-horse-breaking.blogspot.com/2016/09/CentaurStakes.html