【水曜追い】テレビ西日本賞北九州記念(GIII)追い切り評価-2016年8月21日小倉芝1200ハンデ

2016年8月18日木曜日

オウノミチ 54.0 【B】

栗東坂路単走。体は進行方向より若干右だったが、最後は鞍上が矯正してまっすぐに向かせてゴール。脚元は比較的パワフルで、地面もしっかりつかめてはいるのだが、前後の連動はそこまで美しくなく、動きのキレも及第点レベル。体はすっきり仕上がっている。

ジャストドゥイング 54.0 【C】

栗東坂路単走。頭の高い走りで、のめりながら動いている印象。鞍上は軽く手を動かしているが、気持ちも入ってこない。

プリンセスムーン 54.0 【B】

栗東坂路単走。右前肢を右に、左前肢を左に投げ出す妙なフォーム。そのため直線競馬だけの馬と見られるかもしれないが、前回に比べると体幹はしっかりしている印象で、後脚はきれいに真後ろに蹴り出せている。さすがにこのフォームなので高くは評価できないが、今回も走っておかしくはない。

フルールシチー 50.0 【B-】

栗東坂路単走。体は進行方向より若干左。追われるとまっすぐに向いたことは良いポイント。最後まで脚色は衰えなかった。ただ、体は薄く非力さがある。軽ハンデでどこまでやれるか。



ベルカント 56.0 【A】

栗東坂路併せ。いつも走る植え込み側に馬を置き、この馬場の真ん中ですっと交わして1馬身半先着した。お行儀の良い追い切りという印象で、好走時に感じられる適度な荒々しさがない。追い切りは十分に高く評価できるものなのだが、この馬がこの調教内容で走るかどうかは疑問。

マイネルエテルネル 54.0 【B】

栗東坂路単走。植え込み側で最後までしっかりと追われた。鞍上はステッキを使わず、手を動かして追い通し。馬もそれにこたえた。首の可動域は小さく、脚元はパンとしていないが、適度な荒々しさととらえてもよさそう。

メイショウライナー 54.0 【B+】

栗東坂路単走。舌をペロペロさせていることと、頭の位置が若干ぶれることさえなければ好内容。首でしっかりリズムを刻み、前脚がそれに連動している。後脚の力強さはごく普通ではあるものの、蹴り出し方が良く前への推進力を生んでいる。背中の安定性も高い。

ヤマニンプチガトー 51.0 【B-】

栗東坂路併せ。ラチ側を行く相手と馬体を合わせていたが、抜くときにすっと内に出して1馬身半先着した。相手の方を向かず、自ら馬体を合わせに行かない勝負根性は疑問で、前脚が体の中心寄り、後脚が外寄りに着地するバランスも見栄えしない。



ラヴァーズポイント 51.0 【B】

小倉ダート単走。カーブはキャンターに毛の生えたレベルで、直線でも鞍上は立ち上がったままずっと長手綱。そんな内容なので、当然四肢の可動域は狭い。ただ、気配だけは妙に良い。体もすっきり見せている。評価不能のDとしてもよいのだが、Bをつけておく。

ローズミラクル 54.0 【B+】

栗東坂路単走。前走時よりさらに状態アップ。前脚と後脚が同一ライン上に来る好フォームで、ほんの少し着地ポイントがぶれるところはあるが、それは適度な荒々しさと取って良い。躍動感があり、脚元にパワフルさを感じられる。最後少し脚色は鈍ったが、動きは上々。

参考ステップレースの結果

アイビスSD
http://jp-horse-breaking.blogspot.jp/2016/08/IbisSummerDashR.html

CBC賞
http://jp-horse-breaking.blogspot.jp/2016/07/CBCShoR.html

函館SS
http://jp-horse-breaking.blogspot.jp/2016/06/HakodateSprintStakesR.html

※本記事は、水曜追い版です。木曜追いの馬は含まれておりません。枠順確定後に最新記事を配信しますので、トップページのブックマークをお願いします。
http://jp-horse-breaking.blogspot.jp/

このブログを検索

Twitterはこちらへ

プッシュ通知を受け取る

QooQ