1枠1番 ヤマニンプチガトー 牝7 54.0 村田一誠【B】
栗東坂路単走。頭の位置が安定せず、体の中心より右。前脚に比べて後脚の着地ポイントが外側にあるため、バタバタした印象も受ける。ただ、終いにかけてスピードアップできているところは良い。2枠2番 ヤサカオディール 牝7 54.0 的場勇人【B】
美浦ポリトラック単走。体はすきっとしており、首から上さえ見なければ動きもシンメトリーで美しい。問題は首から上で。ずっとラチ側を向いている。右から見せムチを使うなど工夫できなかったのだろうか。微妙な内容だが、形がきれいなのでマイナス評価はしない。3枠3番 ローズミラクル 牡6 56.0 吉田隼人【B+】
栗東坂路単走。前脚と後脚が同一ライン上にあり、前膝から繋にかけてのやわらかさ、後脚のパワフルさを兼ね備えた走り。徐々にラチ側へ流れたが、動きを見ているとその部分は度外視したい。問題はずっと舌を出しているところ。それさえなければA評価していた。4枠4番 ベルカント 牝5 55.0 Mデムーロ【B+】
栗東坂路単走。植え込み側を行くいつものコース取り。前脚の着地ポイントが若干左右にぶれる完歩はあるのだが、この馬は適度に荒れている方が走ることが多く、そういう意味では問題なさそう。首も上手に使えている。タイムも悪くない。4枠5番 マイネルエテルネル 牡6 56.0 柴田大知【B-】
栗東坂路単走。坂に入ると急に右によれた。その後はそこそこまっすぐ走れてはいたものの、右前肢の着地後大きく外側へと蹴り出す。左前肢も外へと蹴り出しているのだが、外への向き加減にずれがある。首できれいにリズムを刻めていて、後脚は前への推進力を生んでいるが。5枠6番 プリンセスムーン 牝6 54.0 北村友一【C】
栗東坂路単走。タイムは良い。ただ、右前肢は右前へ、左前肢は左前へと出すため、フォームを見ていて全く美しさを感じない。後脚はきれいなのだが、前の改善要素が多すぎる。5枠7番 ファンデルワールス セ7 56.0 西田雄一郎【C】
美浦坂路単走。内ラチ沿いという珍しいコース取り。全体のタイムが良いのは明らかにそのためで、最後は脚が上がった。右後肢と左後肢の動きのズレが大きく、動きがシンメトリーになっていない。6枠8番 フレイムヘイロー セ8 56.0 木幡巧也【A】
美浦坂路併せの内。馬場の真ん中外目を通り、並走して坂へ。じっと折り合って抜け出し、クビ差先着した。坂の入り口で軽く気合いをつけた後の気配は抜群で、相手に馬体を合わせに行く勝負根性も見られた。6枠9番 サトノデプロマット 牡6 56.0 柴田善臣【B-】
栗東ポリトラック単走。ポリトラックコースの真ん中あたりをカーブからのんびりと駆けさせ、まともに走らせたのは最後だけ。鋭さはあるのだが、四肢の可動域は及第点に足りない。7枠10番 ブライトチェリー 牝6 54.0 杉原誠人【A】
美浦坂路併せの内。クビ差程度先行して坂に入り、そのまま突き放して2馬身先着した。全身をきれいに連動させた走りで、脚元の安定性は十分。7枠11番 アットウィル 牡6 56.0 蛯名正義【B-】
栗東坂路単走。まっすぐに安定感のある走りで駆けられているのは良いところ。ただ、脚元の動きはスローで、前への推進力に乏しい。リズムは良い。8枠12番 アースソニック 牡7 56.0 石橋脩【B】
栗東坂路単走。体は進行方向よりほんの少し右。徐々にラチ側へ流れて行ったことはマイナスも、脚元は力強く使えており、パワフルさを感じられる。脚色も最後まで衰えなかった。8枠13番 ネロ 牡5 56.0 内田博幸【B+】
栗東坂路単走。体は進行方向より若干右だが、バランスは安定している。首を上手に使って前脚と後脚の連動もできており、推進力は前に向いている。抜群の気配という感じでもないのだが、タイムは上々だ。参考ステップレースの結果
CBC賞
http://jp-horse-breaking.blogspot.jp/2016/07/CBCShoR.html
函館スプリントS
http://jp-horse-breaking.blogspot.jp/2016/06/HakodateSprintStakesR.html