2着【B+:1人気】6番 モンドキャンノ 1:09.3
3着【B-:13人気】5番 タイムトリップ 1:09.5
4着【B-:8人気】4番 メローブリーズ 1:09.6
5着【A:3人気】14番 ドゥモワゼル 1:09.7
6着【B-:6人気】8番 バリンジャー 1:09.9
7着【B-:4人気】10番 ロイヤルメジャー 1:10.0
8着【B:5人気】15番 ガーシュウィン 1:10.1
9着【映像なし:14人気】9番 バンドオンザラン 1:10.2
10着【B:10人気】1番 ネコワールド 1:10.2
11着【B-:9人気】2番 フクノクオリア 1:10.5
12着【B+:11人気】3番 ザベストエバー 1:10.6
13着【映像なし:12人気】13番 ポッドジーニー 1:11.5
14着【映像なし:15人気】7番 ラッシュアウト 1:12.0
15着【B+:7人気】16番 ラーナアズーラ 1:12.1
16着【映像なし:16人気】11番 ピンクドッグウッド 1:12.2
A評価2頭、B+評価3頭。A→B+で決まったので自慢してもいいのかもしれないが、3着はB-。しかも1,2着が1,2番人気ではつまらない。抜けた1番人気のモンドキャンノより、レヴァンテライオンを追い切りでもパドックでも高く評価したことは唯一の救いかもしれない。
パドック。最も良く見えたのはレヴァンテライオンだった。馬体良し、動き良し、そして気配も申し分ない。「1頭だけ馬が居る」ほどではないものの、抜けて良く見えた。バリンジャーも良い。追い切りで感じた非力さはなく、大きな馬体を実際よりさらに大きく見せていた。
函館2歳S、パドックをさっと見た感想ですが、レヴァンテライオンが良く見えます。可動域十分で堂々と周回できています。モンドキャンノは悪くないのですが抜けてもいない印象。ロイヤルメジャーは気合い入ってます。面白そうなのはバンドオンザラン。しっかりと歩けています。— jphb (@jphb_oikiri) 2016年7月24日
函館2歳S、やはりレヴァンテライオンが抜けて良く見えます。ドゥモワゼルはトモの丸味に好感。ロイヤルメジャーはイレ込み気になります。バリンジャーが馬格を生かしたきれいな歩き方をしています。モンドキャンノは口をモゴモゴさせていますが、リラックスはできています。— jphb (@jphb_oikiri) 2016年7月24日
レース。ばらついたスタートでバリンジャーが大きく出遅れ。レヴァンテライオンは好スタートを決めてれいに折り合った。内からザベストエバーがハナへ。ラッシュアウトが2番手。レヴァンテライオンはその半馬身後ろを外から追走する。モンドキャンノも先団へ。馬群は大きく遅れたピンクドッグウッドを除くと一団で進み、4コーナーへ。内から3頭目のポジションでカーブを曲がってきたレヴァンテライオンは、直線入り口で遅れることなくすぐに抜け出す。抜け出した後に外へと流れたものの、最後の150メートルくらいはぶれずまっすぐに駆け抜ける。リードを守り切り、迫るモンドキャンノを振り切った。
勝ち時計の1:09.2は、2歳のコースレコード。過去に1分9秒台前半で走った馬はおらず、過去10年を見ても9秒台決着はわずか2度。今年の函館は好タイムが出やすいようだが、それにしても文句のない時計だ。レヴァンテライオンは、内から3頭目というコースロスをものともせず、きれいに折り合った内容。追い切りもパドックも良く、現時点での力は上と見てよさそうだ。ただ、これからの成長力が問われる2歳馬。追い切り評価時にもコメントしたとおり、この馬は現時点での完成度が極めて高く、早熟のような気がしないでもないことは気がかりだ。モンドキャンノも現時点での完成度とレースセンスの良さを示した。負け組で今後注目できそうなのは、ドゥモワゼルとバリンジャー。ドゥモワゼルはコースロス大きく、最後は止まってしまった。内枠なら何とかなったかもしれない。バリンジャーは大出遅れから挽回しての6着。馬格があり見栄えのする馬で、スタートを五分に決めていれば、結果は違っていたはずだ。
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http://jp-horse-breaking.blogspot.jp/2016/07/HakodateNisaiStakes.html