1枠1番 サイモントルナーレ 牡10 48.0 藤田菜七子【B-】
ダート併せ。馬場の外目で外から馬体を合わせに行き、直線は半馬身差追走。直線入り口で馬体をぶつけたが、並んでいく勝負根性を見せ、きっちり差しきった。ただ、トモがゆるめな割には発汗量が多すぎ、後脚の可動域が狭い。1枠2番 リヤンドファミユ 牡6 54.0 川田将雅【A】
坂路併せ。タイムは悪いが動きは良い。毛ヅヤはピカピカで、首をきれいに上下動させてそこから前膝、繋へときれいに連動する動きができている。リズムも良い。最後は押して前へ出て、半馬身先着した。2枠3番 レコンダイト 牡6 55.0 武豊【B】
坂路単走。ラチ側をまっすぐに。相手に馬体を寄せられると少し逃げるが、走りそのものはきれいで、タイムも良い。前脚の動きはお手本になりそうなほど良い。一方、後脚は及第点レベルでそこがどう出るか。2枠4番 ネオブラックダイヤ 牡8 54.0 横山典弘【B-】
坂路3頭併せのラチから3番目。坂に入って1馬身差追走。相手の方を向く勝負根性を見せるがそれほど伸びず、肩ステッキを入れても脚色は変わらない。結局そのまま1馬身程度遅れた。3枠5番 モンドインテロ 牡4 56.0 Hボウマン【A】
W併せ。馬場の真ん中外目で直線は1馬身差追走。外から一瞬で並びかけると、すっと前へ出て1馬身先着した。ゴール後も強く追い、馬はそれにこたえて伸びた。後脚の繋がきれいに返っていて、トモの雰囲気は申し分ない。3枠6番 マリアライト 牝5 56.0 蛯名正義【B+】
W単走。ラチ一杯を通って直線へ。飛節のクッションが効いた走りで、背中が安定している。手前を替えるときに少しがくっときたが、替えてからはスムースな動きで安定したリズムで駆け、しっかりと脚を伸ばした。小柄な牝馬なのにハンデは見込まれたが、状態の良さでどこまでやれるか。4枠7番 マイネルラクリマ 牡8 57.5 柴田大知【B-】
W併せ。ラチ沿いを深く入った相手を追いかけ、直線は2馬身差追走。肩ステッキを何発か入れて追うも追いつけず、ゴール地点でクビ差遅れ。その後並ぶところまではやったが、相手の手ごたえの方が勝り、再び抜けられた。頭は高めで首の可動域が狭く、尾に少し余計な力が入っている。4枠8番 マドリードカフェ 牡5 54.0 川島信二【-】
映像なし5枠9番 サムソンズプライド 牡6 54.0 戸崎圭太【B-】
ポリトラック併せ。外から馬体を合わせてカーブし、直線は進路の関係で4分の3馬身差追走。鞍上は手を動かして追ったが思うほど反応せず、ずぶずぶ伸びてゴール地点ではクビ差遅れ。その後交わすところまではやった。発汗は多い。5枠10番 ヒットザターゲット 牡8 58.0 小牧太【C】
坂路単走。後脚が平泳ぎをするような動き。飛節のクッションが効かず、棒立ちの後脚が体の外を回って着地する。ステッキを入れると尾を振る。発汗も目立つ。馬が走りたくないのではなかろうか。6枠11番 クリールカイザー 牡7 57.5 田辺裕信【B+】
坂路単走。3馬身ほど前に関係ない馬を1頭置き、美浦坂路では珍しく内ラチ側で坂へ。並んだあたりで鞍上が隣の馬の鞍上に声をかけるのんびりしたムード。馬も楽な手ごたえで駆け、きれいに脚を伸ばした。状態は良さそう。6枠12番 ショウナンバッハ 牡5 55.0 岩田康誠【B-】
W単走。馬場の外目を深く入って直線へ。全体のタイムはまとめたが、追い出されてからもラチを頼る仕草を見せた。首の上下動と脚の動きがきれいに連動していないように映る。7枠13番 スーパームーン 牡7 56.0 Mデムーロ【B-】
W併せ。相手はジャングルクルーズ。口に泡が見えるが、楽な手ごたえでクビ差先着。しかし、その後交わされた。尾がきれいに流れないのはマイナスで、カーブでは舌を出していた。藤沢厩舎の舌を出している馬はけっこう来たりするのだが、プラス評価はしづらい。7枠14番 タマモベストプレイ 牡6 56.0 津村明秀【B-】
坂路単走。首は進行方向より右に出るものの、頭の位置は低く上下動はできている。前脚を前に蹴り出すことはできている。ただ、前脚後脚がどちらもペタペタと地面を叩くような着地になっているため、力強さには欠ける。7枠15番 クリプトグラム 牡4 54.0 福永祐一【B】
CW併せ。馬場の外目をある程度深く入って、ラチ側を進んだ相手を直線は1馬身差追走。じっと折り合ったままじわじわ距離を詰め、ゴール地点でアタマ差遅れ。カーブの走りも内容も悪くないのだが、ゴール後も抜けなかったことはマイナス。8枠16番 タッチングスピーチ 牝4 55.0 Cルメール【B+】
坂路併せ。体は進行方向より若干右。前半はゆったり駆けさせ、徐々に手を動かして脚を伸ばさせ、相手の前に出てから本格的に動かす内容で、最後の伸びがすばらしい。すっと前に出て2馬身先着した。前膝がやわらかく、しっかりと地面をつかんでパワフルに駆けられている。8枠17番 デウスウルト セ8 54.0 石橋脩【B】
坂路単走。馬の多い時間帯なので5頭併せのような形になったが、相手を全く気にせず伸びた。左右にぶれるところはあるが、馬が多いため気にしなくてよく、前脚と後脚が同一ライン上にある良い動き。馬体はすっきりと見せ、仕上がりは良さそう。ただし、最後に手前を替えたのは大きな問題だ。8枠18番 ジャングルクルーズ セ7 56.0 内田博幸【B+】
W併せ。相手はスーパームーン。ラチ沿いを深く入って並走して直線へ。じっと折り合ってゴール地点ではクビ差遅れ。その後追い出し、スッと伸びて交わした。タイムは悪いが追い出しのタイミングがゴール後であり、通ったコースもかなり外なので気にしなくてよい。毛ヅヤ、馬体の張りは良好で好調そう。参考ステップレースの結果
京都記念
http://jp-horse-breaking.blogspot.jp/2016/02/KyotoKinenR.html
AJCC
http://jp-horse-breaking.blogspot.jp/2016/01/AJCCR.html
エリザベス女王杯
http://jp-horse-breaking.blogspot.jp/2015/11/QueenElizabethIICupR.html
日経賞
http://jp-horse-breaking.blogspot.jp/2016/03/NikkeiShoR.html
大阪杯
http://jp-horse-breaking.blogspot.jp/2016/04/OsakaHaiR.html