根岸ステークスの反省と全着順-2016年1月31日のレース

2016年2月2日火曜日

1着【A:1人気】15番 モーニン 1:22.0
2着【B-:6人気】8番 タールタン 1:22.1
3着【B-:10人気】2番 グレープブランデー 1:22.4
4着【B-:2人気】9番 タガノトネール 1:22.6
5着【B-:3人気】6番 アンズチャン 1:22.8
6着【A:5人気】11番 プロトコル 1:22.9
7着【B+:8人気】16番 レーザーバレット 1:23.0
8着【B:9人気】4番 マルカフリート 1:23.2
9着【B+:12人気】10番 アドマイヤサガス 1:23.3
10着【B:7人気】1番 レッドファルクス 1:23.3
11着【C:15人気】5番 キョウエイアシュラ 1:23.3
12着【B-:13人気】3番 アドマイヤロイヤル 1:23.6
13着【映像なし:14人気】7番 サトノタイガー 1:23.6
14着【B:4人気】14番 サクラエール 1:23.6
15着【映像なし:11人気】12番 シゲルカガ 1:24.0
16着【映像なし:16人気】13番 シンキングマシーン 1:24.8

A評価2頭、B+評価2頭。A評価の1番人気、モーニンは勝ったものの、2~4着はすべてマイナス評価。期待していたプロトコルは6着に敗れた。タールタンについては、毎週淀へ通っていたころからのよく当てる馬仲間が推奨してくれていたが、これだけ高評価が並ぶと買えず。グレープブランデーも追い切り内容から買えなかった。



パドックで最も良く見えたのは、サクラエールだった。外を回り、威風堂々。後ろのモーニンより良く見えた。しかし、結果は14着。これを参考外にすればいいのかどうなのか。輸送への疑問、外枠での実績がない、などと語られるのだろうが、確たる敗因はよくわからない。高速決着の出負けも痛かったが、同じく出負けしたアンズチャンはしっかり伸びていた。続いてモーニン。普通に走れば勝つだろうと考えていた馬が気配良好。十分だ。戸崎騎手の1番人気は危険視するのだが、前日から戸崎騎手は何度も1番人気で勝っており、それほど心配しなかった。この2頭が良すぎて、他の馬は目に入らないほどだった。もう1頭のA評価、プロトコルも全く目立たなかった。ただ、返し馬での走りは美しく、モーニンとの能力差を測る指標のないフレッシュは魅力十分。今回初めて経験したハイスピード決着で1:23.0を切り、6着に来たのは立派だろう。

レースは、大きな出遅れはなかったものの、内からレッドファルクス、キョウエイアシュラ、アンズチャン、プロトコル、サクラエール、モーニンの6頭が出負け。アンズチャンは最後方からの競馬になった。先行争いは予想どおりシゲルガガが制し、2番手にタガノトネールが並びかけ、その外に上がってきたモーニンが3番手。直線、坂の入り口でシゲルカガが一杯に。モーニンがそのまま抜け出して勝利。内で粘るタガノトネールを、直線入り口で2列目に居たタールタンとグレープブランデーが交わして2、3着。5着には最後方からアンズチャンが飛んできた。モーニンの強さが際立つレースになった。

勝ち時計の1:22.0は超のつく優秀なものだ。コースレコードは、2008年の欅ステークスでフェラーリピサが記録した1:21.9。このときは不良馬場だったが、今回は稍重馬場。レコードにわずか0.1差に迫る好タイムになった。出負けした上に外を回して経済コースを通らず、1番人気にこたえたモーニンは、1400メートルでは相当に強いと見ていい。1、3、4着に武蔵野ステークス掲示板組が入った。今後の検討にあたって、このレース(1400)と武蔵野ステークス(1600)は、馬の能力を測るものさしに使えるだろう。



勝ったモーニン。レース内容もタイムも、そして追い切りもすばらしかった。

2着のタールタン。真っ白なパドック派泣かせの毛色だ。

3着のグレープブランデー。この馬はいつも良く見せてくれる。しかし今回来るとは思わなかった。

パドックで最も良く見えたサクラエール。不可解な敗戦である。

追い切りA評価のプロトコルは、そこまで良く見えなかったが、決して悪くはなかった。

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http://jp-horse-breaking.blogspot.jp/2016/01/NegishiStakes.html

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