東海テレビ杯東海ステークスの反省と全着順-2016年1月24日のレース

2016年1月24日日曜日

1着【B:4人気】6番 アスカノロマン 1:51.9
2着【A:2人気】10番 モンドクラッセ 1:52.2
3着【B+:1人気】5番 ロワジャルダン 1:52.8
4着【B:11人気】4番 ダブルスター 1:53.2
5着【B-:10人気】9番 グランドシチー 1:53.4
6着【B-:5人気】8番 ローマンレジェンド 1:53.5
7着【C:6人気】2番 イッシンドウタイ 1:53.5
8着【C:7人気】12番 ストロングサウザー 1:53.6
9着【B:8人気】11番 ナリタポセイドン 1:53.9
10着【B+:9人気】3番 スターバリオン 1:53.9
11着【B-:3人気】7番 インカンテーション 1:54.1
12着【D:12人気】1番 ライドオンウインド 1:56.1

A評価1頭、B+評価2頭。B→A→B+で決まったので参考になったかもしれない。個人的には、能力も加味すると、このレースはA評価モンドクラッセとB+評価ロワジャルダンで決まると考えていた。しかし、ロワジャルダンの浜中騎手が落馬負傷で横山和騎手に乗り変わり。ロワジャルダンを買う気がなくなった。そして、馬券は取れなかった。


パドックで最も良く見えたのは、ロワジャルダンだった。毛ヅヤは極めて良く、歩様も確か。落ち着いて周回できている。でも買う気はない。A評価のモンドクラッセはさすがに良い。続いてダブルスター。この馬は人気薄だがB評価をつけていて、パドックで良ければ買おうと考えていた。そのほかでは、インカンテーションが悪くなかった。骨折休養明けで追い切りはいまいち。ただ、馬体重はそれほど増えておらず、シルエットはやはり美しい。スターバリオンはいまいちピンとこなかった。

レースは、そろったスタートからモンドクラッセが楽に先手を奪う。そのまま1コーナーに入り、2番手に外からアスカノロマン、3番手にダブルスターがつけた。隊列は予定どおりだ。ナリタポセイドンが離れた最後方に置かれ、馬群は詰まって1000メートルの通過は1:02.9。大きく順番が入れ替わることはなく、4コーナーでもモンドクラッセが楽に先頭。外からアスカノロマンが並びかけてくる。その外にストロングサウザー。直線。モンドクラッセとアスカノロマンが並んで抜け出す。最後はロワジャルダンが抜けて1馬身半差の勝利。ロワジャルダンは外から伸びてきたが、大きく離れて3着。内でダブルスターが4着に粘った。

勝ち時計の1:51.9は遅い。中京ダート1800での施行になってから4年目。過去3年で最も遅かったのは、2013年にグレープブランデーが勝った1:51.0である。ただ、今回のレースは先行勢で逃げたい馬がモンドクラッセのみで、そのモンドクラッセが引き離して逃げる必要のないメンバー構成。モンドクラッセは、さらにペースを落としても競りかけられることはなかったかもしれない。ともあれ、どのような展開であっても、後続をちぎったわけで、抜けた2頭は強いと見てよさそうだ。モンドクラッセは、追い切りで見られた“手前の決まるタイミング”が最後まで来なかった。左回りが合わない可能性はありそうだ。

ところで、ロワジャルダンは、どうして横山和騎手だったのか。この日の中京には、中谷騎手や丹内騎手、田中博騎手なども居たのだが。バランスのいい馬で、今回は仕上がりも良かった。今後重賞戦線で活躍すると、マンハッタンカフェのセントライト記念のような黒歴史として語り継がれることになるかもしれない。結果論として騎乗は悪くなかったが、決して上手くもなかった。

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http://jp-horse-breaking.blogspot.jp/2016/01/TokaiStakes.html

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