菊花賞 2019 レース回顧

2019年10月22日火曜日

着順馬番馬名性齢斤量タイム評価人気
15ワールドプレミア牡357.03:06.0B3
214サトノルークス牡357.03:06.0B8
313ヴェロックス牡357.03:06.2B+1
46ディバインフォース牡357.03:06.3B16
58メロディーレーン牝355.03:06.4B-12
612レッドジェニアル牡357.03:06.6B7
717タガノディアマンテ牡357.03:06.6B11
810カウディーリョ牡357.03:06.6B-13
92ニシノデイジー牡357.03:06.7B2
107ヒシゲッコウ牡357.03:06.7B4
1115ホウオウサーベル牡357.03:07.4B5
1218メイショウテンゲン牡357.03:07.7B15
131ザダル牡357.03:08.0B6
1416ナイママ牡357.03:08.5B+18
154ユニコーンライオン牡357.03:08.7A10
1611シフルマン牡357.03:08.7B14
179ヴァンケドミンゴ牡357.03:08.7C17
183カリボール牡357.03:12.9A9


総評


A評価2頭、B+評価2頭。2週連続A評価がユニコーンライオン、同B+評価がナイママと人気薄で、1週前B+評価がシフルマン。プラス評価の5頭中ヴェロックス以外はすべて人気薄で、ヴェロックス以外は馬群に沈んでしまった。

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パドック


現地で見ていたのだが、ディバインフォースが最も良く見えた。追い切りでも指摘したとおり、この距離に最も向く形で、京都競馬場の円形パドックで、唯一外を周回。後脚が着地後少し揺れるので成長の余地はありそうだが左右のぶれはなく、パドックでは抜けた1番手評価。ヴェロックスは可もなく不可もない印象で、能力上位であれば距離不適でも問題なさそう。その後ろを歩いてたサトノルークスは踏み込み力強く、馬体に幅もある。勝ったワールドプレミアは入れ込んではいたが前走時よりはまし。ニシノデイジーは股間の発汗が目立つ。人気薄の追い切り上位組は、みなさんそれほど悪くは見えなかった。

ポイント


スタートはバラバラ。ユニコーンライオンが促しながら先頭に立ち、カウディーリョを行かせて最高のポジションを取る。ヴェロックスはうまく立ち回ってユニコーンライオンの外につけてロスを最小限に抑えた。サトノルークスはその後ろで外目。ワールドプレミアは最内をがっちり確保してサトノルークスと1頭を挟んで並ぶ。隊列は大きく動かず、カウディーリョが引っ張って直線へ。各馬早めに追い出したが、もはや脚は残っていない。早め先頭のワールドプレミアがズブズブ伸びて凌ぎきった。

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分析


勝ち時計の3:06.0は、長距離なので何とも言えないが、例年より遅め。ただ、前年のフィエールマンよりは0.1速かった。1000メートル通過時点で1:02.4、2000メートルで2:05.3。道中11秒台のラップを計時したのは2600-2800間だけで、ラスト1Fは12.4。各馬脚は残っていなかった。ワールドプレミアは枠を生かして最内を譲らず、最も消耗を抑えられた。ヴェロックスは2週目1コーナー付近でユニコーンライオンの前のポジションを取るチャンスはあったが、折り合いはついており馬なりに進めた結果。枠番からすると十分な展開になったが終い切れなかった。最も強い競馬をしたのがサトノルークス。終始外を回して差し届かず。成長力もありそうで、今後最も期待できそうだ。4着ディバインフォースはこの距離でこそ。後駆が安定してくれば、より強くなるはずで、長距離路線で活躍しそうだ。驚いたのが340キロの牝馬メロディーレーン。パドックで周囲と見比べると明らかに小さい。55キロの斤量は馬格を考えれば最も酷なハンデを背負わされているようなものだが、終いの脚色は際立っていた。ここから体が大きく増えることは考えにくいが、この馬が今後どのような路線を歩むのか注目してみたい。なお、ワールドプレミアは最後に右手前に戻していた。右手前の動きの方が伸びやかで、左回りコースで見てみたい。

評価詳細へ
http://jp-horse-breaking.blogspot.com/2019/10/KikukaSho.html

             

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