エルムS 2019 レース回顧

2019年8月13日火曜日

着順 馬番 馬名 性齢 斤量 タイム 評価 人気
14モズアトラクション牡556.01:41.9B+2
213ハイランドピーク牡557.01:42.2B10
36サトノティターン牡657.01:42.4B-4
411レッドアトゥ牝554.01:42.4B-7
514リアンヴェリテ牡556.01:42.4B3
67タイムフライヤー牡456.01:42.4A5
712グリム牡457.01:43.0B+1
82テーオーエナジー牡457.01:43.7B6
95モルトベーネ牡756.01:43.9-14
109サングラス牡856.01:44.1C-11
113ドリームキラリ牡756.01:44.1A8
128メイショウスミトモ牡857.01:44.2-12
1310リーゼントロック牡856.01:44.5C13
141マルターズアポジー牡756.01:47.7B9


総評


A評価2頭、B+評価2頭。B+評価モズアトラクションは勝ったものの、その他3頭が沈み、マイナス評価2頭が掲示板圏内に。いまいち参考にならない結果になってしまった。
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パドック


グリムは内目を通っており活気もいまいちと見ることはできたかもしれないが、落ち着いて動きにもやわらかさがあった。ふつうに走れば勝てそうなパドックだったが、結果は案外。タイムフライヤーは+18キロでむしろパワフルに見せてくれていた。繋のクッションが効いているので芝の方が合いそうではあるが、それでも2番手評価。見せ場はあった。2着ハイランドピークはチョコマカとした動きでそれほど目立たず。3着サトノティターンは踏み込みが軽すぎるかなという印象ではあったが、悪くはなかった。

ポイント


マルターズアポジーがスタートで躓き、行けず。出ムチを入れてドリームキラリがハナを主張し、外からリアンヴェリテが並んで行く。1~2コーナーで2頭がやり合い、マルターズアポジーは外に出して3番手。その外にタイムフライヤーが上がる。5番手以降のグループとは5馬身以上の差がつき、グリムは離れた5~6番手につけた。モズアトラクションは後方から。向こう正面でグリムは内に入れず、タイムフライヤーより外に出したテーオーエナジーの後ろのポジションを取る。3コーナーでマルターズアポジーが失速。リアンヴェリテが直線手前で先頭に立ち、そこにタイムフライヤーが並びかけてくる。前の2頭はがんばったが、モズアトラクションが悠然と交わしてゴールした。
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分析


勝ち時計の1:41.9は、良馬場を考えればかなり速い。このタイムを演出したのがドリームキラリとリアンヴェリテで、1000メートル通過58.5という異常なハイペースだった。公式発表のラップは700メートル過ぎから12秒台に落ちたとはいえ、700~900メートルが12.1。続く1Fは12.1と持ちこたえ、さらに12.3-12.4と全く息の入るタイミングがなかった。この激流で自分の競馬をして勝ったモズアトラクションは十分に強い。ただ、道中外からドリームキラリをしつこく追いかけて5着に粘り込み、直線も4コーナーの手ごたえが抜群だったタイムフライヤーに抜かせなかったリアンヴェリテは勝負根性もあり、拮抗する能力があると見られる。タイムフライヤーは、初ダートで砂をかぶらせたくなかったこともあるのだろう、終始4頭分外を回しながら見せ場を作った。コースロスを加味すると机上の計算では上位だ。グリムは不可解な敗戦。前半気分良さそうに前の居ない楽なポジションを取れたが、直線伸びず。武騎手も強く追っていなかった。マルターズアポジーはダートに合いそうな走り。今回はスタートが響いたが、またダートでも見てみたい。

評価詳細へ
http://jp-horse-breaking.blogspot.com/2019/08/ElmStakes.html

           

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