着順 | 馬番 | 馬名 | 性齢 | 斤量 | タイム | 評価 | 人気 |
---|---|---|---|---|---|---|---|
1 | 7 | メールドグラース | 牡4 | 56.0 | 1:59.6 | A | 1 |
2 | 9 | ブラックスピネル | 牡6 | 56.0 | 1:59.8 | B- | 5 |
3 | 6 | ステイフーリッシュ | 牡4 | 56.0 | 1:59.8 | B+ | 4 |
4 | 3 | ギベオン | 牡4 | 56.0 | 1:59.9 | B+ | 2 |
5 | 5 | ノーブルマーズ | 牡6 | 56.0 | 2:00.0 | B | 6 |
6 | 8 | ブラックバゴ | 牡7 | 56.0 | 2:00.3 | B | 7 |
7 | 2 | サンデーウィザード | 牡7 | 56.0 | 2:00.4 | B- | 8 |
8 | 4 | タニノフランケル | 牡4 | 56.0 | 2:00.8 | B | 3 |
9 | 1 | プラチナムバレット | 牡5 | 56.0 | 2:00.9 | B- | 9 |
総評
A評価1頭、B+評価2頭。人気サイドの3頭だったが、それぞれ1,3,4着で評価としては悪くない結果。ただ、2着にマイナス評価のブラックスピネルが入ってしまった。
パドック
メールドグラースは少し小走りなところが映されたが、毛ヅヤ良く脚元はやわらかで良く見えた。ギベオンは外を通って気合い乗り良し。ステイフーリッシュは少しうるさく踏み込みは浅めだがいつもとあまり変わらない印象。3番人気タニノフランケルは舌を出しているのは気になったが体はふっくら見せていて悪くは見えない。2着ブラックスピネルは-8キロでもまだ絞れそうなお腹周りで、トモの盛り上がりもいまいち。いまいち良く見えなかった。
ポイント
ギベオンとブラックバゴは若干行き脚つかず。ブラックスピネルが楽に先手を奪い、タニノフランケルが追いかける展開。ステイフーリッシュは先頭から5馬身ほど後ろで4番手。ノーブルマーズはそこからさらに4馬身後ろ。離れた後方2番手にギベオン。小頭数でばらついたレースになった。3~4コーナーで馬群は詰まり、先頭から最後尾まで約7馬身。楽に逃げたブラックスピネルは止まらなかったが、外から余裕の手ごたえでメールドグラースが差し切った。
分析
勝ち時計の1:59.6は、それほど強調できない。このレースが6月開催に戻り、芝2000メートル戦になってからの8年間で、2番目に遅いタイムだった。前半1000メートルは1:00.4とまずまずのペースだったが、逃げたブラックスピネルは楽に1馬身以上の差を保ち、プレッシャーを受けずにまんまと逃げ粘った。メールドグラースはここでは力が一枚も二枚も上という印象。3着ステイフーリッシュはいまいち伸びず、ギベオンは終いよく伸びたが位置取りが後ろすぎ、直線で外に出すロスは大きかった。それでも上がり3Fは34.8で、メールドグラースより0.2遅い。レースレベルは微妙だが、メールドグラースはこれで重賞を連勝。7番人気での前走勝ちがフロックでないことを証明した。
評価詳細へ
http://jp-horse-breaking.blogspot.com/2019/05/NaruoKinen.html