着順 | 馬番 | 馬名 | 性齢 | 斤量 | タイム | 評価 | 人気 |
---|---|---|---|---|---|---|---|
1 | 1 | ロジャーバローズ | 牡3 | 57.0 | 2:22.6 | B | 12 |
2 | 7 | ダノンキングリー | 牡3 | 57.0 | 2:22.6 | B | 3 |
3 | 13 | ヴェロックス | 牡3 | 57.0 | 2:23.0 | B+ | 2 |
4 | 6 | サートゥルナーリア | 牡3 | 57.0 | 2:23.1 | A | 1 |
5 | 9 | ニシノデイジー | 牡3 | 57.0 | 2:23.1 | B | 13 |
6 | 10 | クラージュゲリエ | 牡3 | 57.0 | 2:23.2 | B | 7 |
7 | 14 | ランフォザローゼス | 牡3 | 57.0 | 2:23.2 | B+ | 5 |
8 | 11 | レッドジェニアル | 牡3 | 57.0 | 2:23.4 | B | 11 |
9 | 16 | タガノディアマンテ | 牡3 | 57.0 | 2:23.8 | B | 15 |
10 | 8 | メイショウテンゲン | 牡3 | 57.0 | 2:24.0 | B+ | 10 |
11 | 5 | マイネルサーパス | 牡3 | 57.0 | 2:24.2 | B | 18 |
12 | 3 | エメラルファイト | 牡3 | 57.0 | 2:24.3 | A | 14 |
13 | 17 | ナイママ | 牡3 | 57.0 | 2:24.5 | B | 17 |
14 | 2 | ヴィント | 牡3 | 57.0 | 2:24.5 | B- | 16 |
15 | 15 | リオンリオン | 牡3 | 57.0 | 2:25.0 | B- | 6 |
16 | 18 | シュヴァルツリーゼ | 牡3 | 57.0 | 2:25.0 | C | 9 |
17 | 4 | サトノルークス | 牡3 | 57.0 | 2:25.8 | B | 8 |
18 | 12 | アドマイヤジャスタ | 牡3 | 57.0 | 2:26.9 | B | 4 |
総評
A評価2頭、B+評価3頭。うちヴェロックスが1週前A評価、サートゥルナーリアがB+評価で、プラス評価は合計5頭。人気上位3頭のうちダノンキングリーは2週連続B評価で2着。勝ったロジャーバローズは1週前B-からのB評価だったが、この馬は右手前のフォームが良いとコメントで指摘していたため、参考になった人も居たはずだと思いたいところだ。
パドック
サートゥルナーリアが断然。ダービーのパドックは長く、各馬入れ込んでくるのだが、グリーンチャンネルの放映中は最後までゆったり歩けていた。返し馬で入れ込んだという報道もあるが、レーン騎手も調教師も否定しており、そもそもみなさんゲート前ではテンション高かった。ロジャーバローズは文字量の関係で入れられなかったが、落ち着いて歩けていて、少し歩幅は狭かったがかちっと踏み込めていて良く見えた。しかし、サートゥルナーリアがすばらしすぎた上に2、3番人気の馬もそれぞれに良く見せていて、勝つとまでは考えられなかった。
ポイント日本ダービー、サートゥルナーリアが外を通って可動域十分。動きはやわらかかつなめらか。抜けて良く見えます。ヴェロックスが集中。ダノンキングリーはヨダレが少し見えますが毛ヅヤピカピカで目立ちます。ランフォザローゼスがリズム良し。エメラルファイトも集中できています。— jphb (@jphb_oikiri) 2019年5月26日
リオンリオンの大逃げでロジャーバローズは離れた2番手追走。サートゥルナーリアは出遅れたがある程度ポジションを挽回し、道中は後方前目。その内にニシノデイジー。ダノンキングリーは馬群の前につけ、ヴェロックスはその直後の外。1000メートル通過は57.8の超ハイペースで、リオンリオンとロジャーバローズは約8馬身差、さらにロジャーバローズも後続に同程度の差をつける展開になった。直線。坂の入り口で前をとらえたロジャーバローズをダノンキングリーが追う。残り200メートル。大外からサートゥルナーリアがヴェロックスを交わして上がってきたがそこで止まった。前は粘るロジャーバローズにダノンキングリーが迫ったが、わずかにロジャーバローズが凌いだ。
分析
勝ち時計の2:22.6は、レースレコード。前半1000メートルの57.8が目立ってしまうが、2000メートル通過時点では1:58.7。リオンリオンの横山武史騎手は無茶なペースで飛ばしたわけではない。ロジャーバローズは、理想的な競馬。直線で得意の右手前を決めると、坂でリードを保ち、坂上で左手前に戻して脚色を保たせた。能力を余すところなく出し切った走りで、最高の結果を手に入れた。2~4着に人気3頭が入っており、価値のある勝利。運のある馬が勝つと言われるダービーだが、その能力の高さを十分に示した勝利だった。サートゥルナーリアは、手ごたえからすると差し切っていても不思議ではなかった。しかし坂上で失速し、一旦は1馬身ほど前に出ていたヴェロックスに差し返された。出遅れは致命的なロスではなく、体型から距離もこなしそうだった。敗因をどこに求めるのか難しい。
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http://jp-horse-breaking.blogspot.com/2019/05/Derby_23.html