天皇賞・春の反省と全着順-2018年4月29日のレース

2018年5月2日水曜日

着順馬番馬名性齢斤量タイム評価人気
112レインボーライン牡5583:16.2B+2
211シュヴァルグラン牡6583:16.2B1
38クリンチャー牡4583:16.3B-4
41ミッキーロケット牡5583:16.4B+9
52チェスナットコート牡4583:16.5B-7
615トーセンバジル牡6583:16.7B8
716スマートレイアー牝8563:16.8B12
814アルバート牡7583:16.8B6
93シホウ牡7583:17.2B14
105ヤマカツライデン牡6583:17.3B11
1113トウシンモンステラ牡8583:17.4C17
1210サトノクロニクル牡4583:17.5B-5
139ソールインパクト牡6583:18.0B-13
146ガンコ牡5583:18.1B+3
157ピンポン牡8583:18.2B16
164カレンミロティックせん10583:18.4B-10
1717トミケンスラーヴァ牡8583:24.9B15


総評
A評価なし、B+評価3頭。うちガンコは1週前A評価だった。しかし注目していたのはレインボーライン。浅見厩舎は日曜に追い切るため、映像のある水曜はいつも調整程度の内容になる。それでもかなり良く見えた。結果は1着。B+評価の人気薄ミッキーロケットが3着に来ていれば胸を張れたのだが惜しくも4着だった。
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パドック
レインボーラインが良く見えた。馬体の張りは十分で、丸みもあり状態は最高だろう。穴っぽいところで良く見えたのがシホウとカレンミロティック。サトノクロニクルはそれほど良く見えず、ガンコは悪くはないのだが少し動きが小さく見えたのは気がかりだった。シュヴァルグランは好調時ほど良くも見えないが馬券から外す勇気がわいてくるほど悪くもなく、来ても仕方ない印象。クリンチャーはパドックでは良く見えた。

ポイント
ヤマカツライデンがポンと出て楽に先頭に立ったが、向こう正面で外からトミケンスラーヴァが押し上げる。3コーナーでは両者が並び、トミケンスラーヴァは1頭分外を回すことになってしまった。ヤマカツライデンは1コーナーから後続を引き離す。トミケンスラーヴァは離れた2番手で、その後ろにガンコ、シュヴァルグランが続く。レインボーラインは後方から。向こう正面がごちゃついた。ヤマカツライデンは7馬身ほどのリードを取り、後方勢が押し上げてくる。馬群は大きく横に広がりながらペースアップ。2周目3コーナーでヤマカツライデンのリードは4馬身。しかし4コーナー手前で捕まり、直線はガンコが先頭。外からシュヴァルグランがかぶせて交わし、早くも先頭に。前はごちゃついており、レインボーラインは直線を向いたときに後方5番手。岩田騎手は内に切り込む。最後は2頭の叩き合いをレインボーラインが制した。


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分析
勝ち時計の3:16.2は、長距離なので何とも言えないが、過去10年で良馬場では最も遅く、いまいちではある。とはいえ勝ったレインボーラインの価値が下がるかと言うとそうではない。岩田騎手の嗅覚もさることながら、斜めにあいているスペースを全速力で走り抜け、きっちり差し切った馬の勝負根性もすばらしかった。シュヴァルグランは王道の競馬。レインボーラインと岩田騎手が凄すぎただけで、この馬の能力は十分に高そうだ。クリンチャーは惜しかった。抜けたシュヴァルグランの後ろにつけ、直線ではすぐに差せる位置に出せており、三浦騎手の騎乗に問題はなかったと考えられる。「武豊騎手の馬」に乗ることになった三浦騎手は3着に負けたが内容は良く、今後もチャンスがめぐってきそうだ。

評価詳細へ
http://jp-horse-breaking.blogspot.jp/2018/04/TennoShoSpring.html

             

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