大阪杯の反省と全着順-2018年4月1日のレース

2018年4月4日水曜日

着順馬番馬名性齢斤量タイム評価人気
115スワーヴリチャード牡4571:58.2C1
25ペルシアンナイト牡4571:58.3B6
38アルアイン牡4571:58.4A2
43ヤマカツエース牡6571:58.6A10
51ミッキースワロー牡4571:58.7D5
614ダンビュライト牡4571:58.8B-8
72サトノダイヤモンド牡5571:59.2B3
89トリオンフせん4571:59.2B7
96スマートレイアー牝8551:59.3B11
1016メートルダール牡5571:59.3D14
1112ヤマカツライデン牡6571:59.5B15
1211ウインブライト牡4571:59.7D9
134シュヴァルグラン牡6571:59.7B4
1413マサハヤドリーム牡6572:00.0C16
1510サトノノブレス牡8572:00.1B13
167ゴールドアクター牡7572:01.9D12


総評
A評価2頭、B+評価なし。水曜美浦が濃霧で映像のない馬が多く、その中に1週前A評価のウインブライトが居た。A評価の2頭は1週前B+評価。しかし勝ったのは2週連続マイナス評価のペルシアンナイト。10番人気のA評価ヤマカツエースは4着までだった。
スポンサーリンク

パドック
ヤマカツエースは追い切り良くてもGIのパドックで並べて見ると実績馬の中で埋没してしまっていることが多かったのだが、今回は良く見えた。頭は少し高いが首を使ってリズム良く歩けていた。その前を歩くサトノダイヤモンドが最も良く見えた。首を使ってリズム良く、軽やかな歩様。体はすかっと見せ、リラックスできていた。アルアインはやわらかさの目立つ馬だったのだが、力強さが勝ってきた印象で、バランスも良い。勝ったスワーヴリチャードはまずまず程度でそれほど目立たず。2着ペルシアンナイトは体幹しっかりしてはいたが舌を出していたのは気になった。期待していたウインブライトはこのメンバーに入るといまいちで、トモの厚みもなく目立たなかった。

ポイント
スタートはまずまずそろい、ヤマカツライデンが先頭へ。前半1000メートル1:01.1のスローペースを作り出す。馬群はある程度固まり、外から前目につけ、1~2コーナーで外を回らされてしまった馬も多かった。スワーヴリチャードは後方を進み、大外を回らされる不利を回避。向こう正面で外に持ち出し、前のトリオンフが上がったタイミングで上がっていった。しかし、3コーナーを前にして大外。そのポジションをキープしていれば、3~4コーナーで7頭分外を回らされる大きな不利を受けるところだったこともあり、ここでは決断したのだろう。デムーロ騎手は3コーナーを内に切れ込みながら上がり、3~4コーナーの中間手前でヤマカツライデンをとらえ、そこでじっと折り合わせた。外からトリオンフが上がってきたが、この馬は元々前に居て、自分より外を回らせることができた。内でじっとアルアインが好位置。直線。抜けたスワーヴリチャードをめぐる展開になり、トリオンフは一杯に。内からスルスルとアルアインが上がり、川田騎手は必死に追うが、スワーヴリチャードとの差は縮まらない。余裕のリードでスワーヴリチャードが完勝した。2着には終い伸びたペルシアンナイトが入った。


スポンサーリンク

分析
勝ち時計の1:58.2は、優秀。昨年勝ったキタサンブラックは1:58.9で、それより0.7速い時計になった。前半スローで本来タイムは出ないはずなのだが、後半1000メートルのラップは11.8-11.2-11.1-11.4-11.6と11秒台を連発。5F57.1で、スワーヴリチャードはそれより速いペースで走り、他馬を圧倒したことになる。2着ペルシアンナイトは、直線に入ってから、外を閉めていたウインブライトが手前を替えるタイミングで外に2頭分よれた(前のウインブライトを抜くためには0.5頭分外に出す必要があったが行きすぎたようだ)ため、そのスペースがぽっかり空いた運も味方につけての結果。映像ではウインブライトを弾き飛ばしたように見えなくもないのだが、スローでよく見るとそんなことはない。アルアインは最内から抜けてくる理想的な競馬。勝ちにいって及ばなかったわけで、今回は力負けという印象だ。最後に、サトノダイヤモンドについて。戸崎騎手が叩かれているようだが、デムーロ騎手がすばらしい騎乗をしすぎたため相対的に評価を下げただけではないだろうか。道中は内を通ってロスなく進め、3~4コーナーでスマートレイヤーの脚色が衰えても外にスペースがなく、ここは仕方がない。4コーナー手前でようやく外に出せた。このレースで無駄な距離を走ったのはこのときだけだ。直線では、追い出せるポジションにつけている。しかし、このタイミングでこの馬の前を走っていたミッキースワローとの脚色に大きな差があり、エンジンも最後までかからなかった。1コーナーまでにスマートレイヤーの前のポジションを取るべきだった、という議論はあるかもしれないが。それなら1コーナー手前で2~3番手に居なければならず、それで負ければさらに批判を浴びていたような気がするのだが。

評価詳細へ
http://jp-horse-breaking.blogspot.com.au/2018/03/OsakaHai.html

             

このブログを検索

Twitterはこちらへ

プッシュ通知を受け取る

QooQ